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てくてくウオーク 多摩四季の草花 |
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多摩四季の花々 冬 1月 |
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1月 宿り木 (ヤドリギ) 01-015 |
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ヨーロッパおよび西部・南部アジア原産。ヤドリギ科。
半寄生の灌木(低木)で、他の樹木の枝の上に生育する。
30〜100cmほどの長さの叉状に分枝した枝を持つ。黄色みを帯びた緑色の葉は1組ずつ対をなし、革のような質感で、
長さ2〜8センチメートル、幅0.8〜2.5cmほどの大きさのものが全体にわたってついている。
花はあまり目立たない黄緑色で、直径2〜3cm程度である。果実は白または黄色の液果であり、
数個の種子が非常に粘着質なにかわ状の繊維に包まれている。
宿主樹木はエノキ・クリ・アカシデ・ヤナギ類・ブナ・ミズナラ・クワ・サクラなど。 |
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樹木の幹や枝の中に根を下ろした灌木のような姿の植物である。
緑の葉を持っているものが多いので、半寄生植物とされる。 |
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緑色の葉は1組ずつ対の羽根突きの羽根のようです。
手前の小枝には若い浅葱色のヤドリギが根付いている。 |
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週末にはランナーが平日はハイカーが行きかう都立小山内裏公園の尾根緑道のヤドリギ |
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参考: ヤドリギは樹上の高所に生育のため接写ができず、参考のイラストを掲載する。
葉は2枚で枝は二叉であることが判る。 |
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首都大学東京南大沢キャンパスの桜並木に手が届きそうな宿り木 |
ヤドリギの果実は粘液を含んでおり、鳥によって散布され落葉樹の枝などにひっついて定着する。
残念ながらブドウの様な実は高所のため観れない。
発芽したヤドリギは根を幹の中に食い込ませ、樹木から水分と養分を吸収する。
半寄生植物のヤドリギが、こんなにも身近な居住地区に生息しているとは驚き! |
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首都大学東京の2週間後の4月5日 満開の染井吉野の桜並木の宿り木 |
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