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てくてくウオーク 多摩四季の草花 |
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多摩の四季 春の花々 3月 |
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3月 片栗 (カタクリ) 03-007 |
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ユリ科カタクリ属に属する多年草。比較的日光の差す落葉広葉樹林の林床に群生する。
早春に下を向いて薄紫の花を咲かせ、5月上旬頃には葉や茎は枯れてしまい、
次年の3月まで10ヶ月間は地中で球根のまま休眠する。
発芽1年目の個体は細い糸状の葉を、2年目から7〜8年程度までは卵状楕円形の一枚の葉だけで過ごし、
鱗茎が大きくなり、二枚目の葉が出てから花をつける。
「片栗」の漢字は、食用にする根の鱗片が栗の片割れに似ていることからあてられた。
小山内裏公園北側鮎の道。'10.03.16. |
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蕾は可憐。 昔はこの鱗茎から抽出したデンプンを片栗粉として調理に用いたが、
近年はジャガイモから抽出したデンプン粉で作る。
撮影'11.03.16. |
咲き始め雌蕊は雄蕊に囲まれ、花被の基部にはW字型の模様あるが訪花昆虫の目印なのか。
だが花粉は運ばれずアリが種子を運ぶアリ散布植物。 |
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