歴史の浪漫街道  多摩丘陵の花 多摩のてくてくウオークで偶然出合った四季それぞれの可憐な草花たち
てくてくウオーク 多摩四季の草花


100419-fude-rin-s.jpg(1369 byte) 多摩の四季 春の花々 3月 090520-hoonoki-s.jpg(1343 byte)


    
  110313-karasu-s.jpg(1966 byte)    3月  烏野豌豆 (カラスノエンドウ) 03-008

110313-karasuendou.jpg(10150 byte)   マメ科のソラマメ属。学術的にはヤハズエンドウ。 カラスノエンドウは果実(さや)が熟すと黒くなるので烏野豌豆と言います。 葉の付け根の托葉に赤褐色の蜜腺があります。蜜腺は本来花にあり、 花粉媒介のため昆虫を引き寄せる重要な意味を持った器官です。 一方托葉はもともとは葉の若い時の保護器官です。 そこに蜜腺があることの生態的意味ははっきりはわかっていませんが、 おそらく蜜でアリなどを引き寄せ、葉を食べる昆虫を補食してもらっていると考えられます。 花外蜜腺を持つ植物は他にサクラの葉などが有名です。  小山内裏公園草地広場。'11.03.13.

140410-karasuendo.jpg(4644 byte) 140410-karasuendo2.jpg(6145 byte) 140410-karasuendo3.jpg(6104 byte)   葉の付け根の蜜腺に蟻が近寄っている。

110312-karasuendou.jpg(6071 byte) 110313-karasuendou2.jpg(5661 byte) 黒くなった果実。溜池公園。'11.05.16.   烏野豌豆は大きくて数個の花だが、 仲間には小さな花を房状に多数つける雀野豌豆、 小型の花を少数つけるカスマグサがある。


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