歴史の浪漫街道  多摩丘陵の花 多摩のてくてくウオークで偶然出合った四季それぞれの可憐な草花たち
てくてくウオーク 多摩四季の草花 夏


100419-fude-rin-s.jpg(1369 byte) 多摩の四季 夏の花々 8月 090520-hoonoki-s.jpg(1343 byte)


    
  南大沢東緑地。'10.08.25.    8月 烏瓜 (カラスウリ) 08-17

南大沢東緑地。'10.08.25.21時撮影。   ウリ科の植物で、雌雄異株のつる性の多年草。 花は夜だけ咲く、糸状の花びら、根元の長い管状の部分など、大きな特徴がある。 雄花の基部には節があって、花が咲き終わると簡単に折れます。役目が終わった部分をすぐ捨て去るのです。 花びらの糸状の部分は、元のように花びらの内側にきちんと丸まって収納されます。 雌花は雄花のような節はなく、花がしぼんでも散ることはありません。 先端についた花粉が、長いめしべの中を花粉管を伸ばして子房にまで達する必要があるからです。 瓜になる子房が基部にあります。雌花の糸状の花弁(花びら)も再収納されます。
別名:玉章(たまずさ)・ツチウリ・キツネノマクラ・ヤマウリ。

100820-karasuuri-m.jpg(3786 byte) 100821-karasu-me.jpg(4513 byte)   花は夕刻から真夜中に満開となり、早朝には糸状の花を花びらの内側にちゃんと収納する。右側は子房付けた雌花。


南大沢東緑地。'10.08.21. 南大沢東緑地。'10.10.23.   夜行性の昆虫でストローのような長〜い口吻を持った、スズメガの仲間が花粉媒介者です。 糸状の花びらは他の昆虫が花に止まって蜜を吸うのを防ぎ、 飛びながら空中に静止できる能力を持つスズメガだけに限定し、受粉の効率を上げている。 受粉できて実をつけたこの瓜は、秋には朱色に熟します。


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