歴史の浪漫街道  多摩丘陵の花 多摩のてくてくウオークで偶然出合った四季それぞれの可憐な草花たち
てくてくウオーク 多摩四季の草花 冬

100419-fude-rin-s.jpg(1369 byte) 多摩の四季 冬の花々 12月 090520-hoonoki-s.jpg(1343 byte)


  131230-sendan-s.jpg(1627 byte)    12月  栴檀 (センダン) 12-032


長池公園南エントランス。'13.12.30.   栴檀はセンダン科センダン属の落葉高木。別名としてオウチ、アミノキなどがある。 樹高は5〜15 mほどで、成長が早い。若い樹皮は紫褐色で楕円形の小さな横斑が点在するが、 太い幹の樹皮は縦に裂け、顕著な凹凸ができる。 5〜6月頃に、若枝の葉腋に淡紫色の5弁の花を多数、円錐状につける。花にはアゲハチョウ類がよく訪れる。 夏の日の午後は梢にクマゼミが多数止まり、樹液を吸う様子が見られる。 秋が深まり落葉してもしばらくは梢に果実が残る。 「栴檀は双葉より芳し」のことわざでよく知られるが、これはセンダンではなく白檀(ビャクダン)を指す。


140108-sendan2.jpg(9182 byte) 140108-sendan.jpg(4765 byte)   センダンは建築材,器具材などに使われる。 果実は熟すと白〜淡黄色になる。白くべとつく果肉に種子が5〜6個入っている。
ヒヨドリやムクドリなどが食べるが、人間には有毒です。

160116-sendan.jpg(19630 byte)   たわわに実りヒヨドリやムクドリなどがついばむが、食べ残された熟した実が地面を覆う栴檀の実

栴檀は双葉より芳し(かんばし=においがとてもよい)のことわざ。
「栴檀」とは白檀 (ビャクダン=インドネシア原産)の別名です。 白檀は香木であり、発芽の双葉のときから非常によい芳香を放つことから、 すぐれた人物は幼少時代から他を逸したものを持っているという例え。


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