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クマツヅラ(熊葛)科ムラサキシキブ属。
対生した葉腋から集散花序をだし、小さな淡紫色の花を咲かせます。
花からは黄色い葯のついた雄しべが突きだしています。
秋から冬にかけて、球形の果実は紫色に熟します。
名前は紫色の実の清楚な美しさを、平安美女の「紫式部」(西暦1000年頃の詩人)にたとえた。
また、紫色の実をびっしりつけることから「紫重実、紫敷き実(むらさきしきみ)」と呼ばれていたものが、
いつのころからか源氏物語の作者・紫式部を連想させて「紫式部」となっていったとの説がある。
内裏公園南入口。 撮影'11.06.21. |