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南天 メギ科の常緑低木。
中国原産。日本では西日本、四国、九州に自生しているが、古くに渡来した栽培種が野生化したものだとされている。
幹の先端にだけ葉が集まって付く独特の姿をしている。先端の葉の間から花序を上に伸ばし、
初夏に白い花が咲き雌しべを黄色い雄しべが囲む。
晩秋から初冬にかけて赤色(まれに白色)の小球形の果実をつける。
ナンテン(南天)は不浄を清めるということでお手洗いの外に植え、
料理の飾りに南天の葉をあしらったり、ナンテンの箸というのも食あたりを防ぎ、
長寿を祈願するということで好まれる。
また雪兎は、真っ赤実で目に埋め込み、耳はナンテンの葉です。長池公園管理棟脇遊歩道。'10.06.29. |