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てくてくウオーク 多摩四季の草花 |
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多摩の四季 春の花々 3月 |
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3月 山榛の木 (ヤマハンノキ) 03-040 |
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ヤマハンノキ(カバノキ科 ハンノキ属)は日本全国、朝鮮・中国・樺太・カムチャッカ・東シベリアに分布する落葉高木です。
里山や崩壊地のほか、河原や水路の周辺などに生育する。
葉は卵円形で濃い緑色である。縁には深い鋸歯があるのが特徴で、表面は無毛で裏面は粉白色であり、
脈上に毛がある。雌雄同株であり、秋から長く垂れる雄花序と小さな上向き雌花序を形成する。
秋の段階では緑色であるが、やがて黒紫色になる。花が開くのは3月から4月。
直径2cmほどの松かさ状の球状果を形成し、中には羽のある種子が形成される。 |
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雌花序は紅紫色の楕円形で、長い雄花序の根元に3〜6個が付く。 |
ヤマハンノキはやせ地や乾燥地にも生育できる強い植物なので、砂防や緑化用の治山工事で植栽される。
ハンノキは湿った土地を好み、水田の開拓の適地を探る指標となっていたので、開墾を意味する「懇(はり)の木」と
呼ばれていたのが転じてハンノキになったといわれている。 |
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