歴史の浪漫街道  多摩丘陵の花 多摩のてくてくウオークで偶然出合った四季それぞれの可憐な草花たち
てくてくウオーク 多摩四季の草花


100419-fude-rin-s.jpg(1369 byte) 多摩の四季 春の花々 3月 090520-hoonoki-s.jpg(1343 byte)


    
  140307-yama-hanki-s.jpg(1734 byte)    3月  山榛の木 (ヤマハンノキ) 03-040

140307-hannoki.jpg(9715 byte)   ヤマハンノキ(カバノキ科 ハンノキ属)は日本全国、朝鮮・中国・樺太・カムチャッカ・東シベリアに分布する落葉高木です。
里山や崩壊地のほか、河原や水路の周辺などに生育する。 葉は卵円形で濃い緑色である。縁には深い鋸歯があるのが特徴で、表面は無毛で裏面は粉白色であり、 脈上に毛がある。雌雄同株であり、秋から長く垂れる雄花序と小さな上向き雌花序を形成する。 秋の段階では緑色であるが、やがて黒紫色になる。花が開くのは3月から4月。 直径2cmほどの松かさ状の球状果を形成し、中には羽のある種子が形成される。


140307-han-mebana.jpg(5981 byte) 140307-han-mebana2.jpg(6463 byte)   雌花序は紅紫色の楕円形で、長い雄花序の根元に3〜6個が付く。

ヤマハンノキはやせ地や乾燥地にも生育できる強い植物なので、砂防や緑化用の治山工事で植栽される。
ハンノキは湿った土地を好み、水田の開拓の適地を探る指標となっていたので、開墾を意味する「懇(はり)の木」と 呼ばれていたのが転じてハンノキになったといわれている。
 


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