|
|
アケビ科。蔓性落葉低で木茎はつるになって他物に巻き付き、古くなると木質化する。
葉は5つの楕円形の小葉が掌状につく複葉で、互生する。花は4〜5月に咲き、
木は雌雄同株であるが花は雌雄異花で淡紫色。
花被は3枚で雄花の中央部には6本の雄しべがミカンの房状に、
雌花の中央部にはバナナの果実のような6〜9本の雌しべが放射状につく。
雌花の柱頭(先端部)には、甘みを持った粘着性の液体が付いており、
花粉がここに付着することで受粉が成立する。
実は熟してぱっくり口をあけたように裂けることから「開け実」→「あけび」に。
南大沢2丁目20 庭木 '10.10.23. |