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魅惑の歴史紀行 ハイキング |
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浪漫街道を行く ハイキングサークル |
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第10回 浪漫街道 津久井湖城山公園 08.10.27. |
神奈川県立津久井湖城山公園。 相模原市津久井町根小屋162。
歴史と自然あふれる城山 山中に眠る戦国時代の遺構は県内屈指の保存状態です。
春には山桜、秋には紅葉が、そして野鳥や虫たちが緑深き山を彩ります。
さあ、あなたも城山にのぼってみませんか? 〜パンフレット城山みちあんないより〜 |
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津久井湖は昭和40年完成のダム湖 |
津久井城山中腹の送電線工事レール |
険しい津久井城山山頂への古道口 |
城山はその昔、「津久井城」と呼ばれていました。津久井城は戦国時代から江戸時代初頭にかけて、
山そのものが城として機能している中世城郭で、天守はありませんでした。
ふもとに日常生活の場所である「根小屋」(山上に城のある城下町のこと)をかまえ、
最終的に山頂を防御する「根小屋式山城」です。
現在でも城山のいたるところで戦国時代の名残りをみることができます。
曲輪(くるわ)とは、「囲われた一定の区画」で、ここでは山を削って人工的につくられた平場です。
津久井城の山頂ふきんには、曲輪が集まった2つの大きな曲輪群があります。 |
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南山頂の飯縄曲輪と北側の本城跡。 →北方向 |
南山頂の飯縄曲輪の飯縄神社 |
飯縄神社下から太鼓曲輪を経て津久井城址を目指す。引橋跡、空掘跡などを経て、やがて山頂の本城跡。
城跡は木立に囲まれた小さな広場の本城曲輪があるだけで、昔日の面影は無い。
標高375メートルの宝ヶ峰に位置する城跡だが周囲の木立に遮られて展望も開けていない。
わずかに木々の間に津久井湖の湖面の一部と橋本方面を望むことができるだけだ。 |
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津久井城は「築井城」とも書き、鎌倉時代初期(1200年頃)に
三浦一族の筑井太郎次郎義胤によって築城されたものだという。
戦国時代には小田原北条氏の城となって北条早雲の家臣内藤景定が城主となるが、
甲斐武田氏の勢力圏に近く、武田氏による度々の攻撃に晒された城でもあった。
その後、豊臣秀吉の小田原攻めの際に落城、廃城となる。 |
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内藤城主の家紋 |
根小屋パークセンター展示の鎧 |
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根小屋の園路はウッドデッキ式です |
根小屋地区は螺旋状の園路 |
ウッドデッキで足元も安定して眺望もよく心地よい |
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根小屋の園路は丸い玉のコンクリートに杭が四本刺さったピンファンデーション方式です。
杭が打ち込まれた部分だけしか遺跡が破壊されない。
城山全体が遺跡であり、植物や動物の通り道も保護されている。
現在、根小屋地区は保存整備が進んでいるが、
山頂付近にはいくつかの曲輪の遺構が残され、整備の手を待っている。 |
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根小屋からの帰路に立ち寄った根小屋諏訪神社の大杉は、
真っ直ぐ堂々とそびえ樹高40M./幹廻り6.3M./樹齢500年の古木で神奈川名木百選です。
お勧めは花の苑池から桜の小道を通り、
又はバス停北根小屋から小網の諏訪神社を通り園路から根小屋経由して女坂を通って山頂へのらくらくコース。
木々の間に見え隠れする津久井湖や城山ダムの姿を見ながら自分なりのペースでゆったり登るのがベストですね。
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根小屋諏訪神社の大杉 |
花の苑地(桜の小道)・・・・ JR橋本駅北口から三ヶ木行きバス(1番のりば)22分 「津久井湖展望台」下車徒歩1分。
根小屋地区(パークセンター) ・・JR橋本駅北口から三ヶ木行きバス(1番のりば)25分 「クラブ前」下車徒歩20分ですが、
登りの坂道です 。
全工程 JR橋本駅から9:15〜15:00。13,800歩。約8キロ。 |
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