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伝承と伝統の民族文化遺産 |
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祭りだ!神輿だ! 祭り神輿 |
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第29回 片瀬江の島寒中神輿練成大会 平成22年1月 (毎年) |
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寒中の海から濱にあがった褌一丁の神輿男衆の肌からは湯気と熱気が立ち昇る |
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江島神社龍宮肖る片瀬江ノ島駅舎 |
寒中神輿練成の片瀬海岸東浜 |
神事宮司は瑞心門ある江島神社 |
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第29回 寒中神輿練成大会。
正式には「藤沢鎌倉神輿連合会寒中錬成大会」
'10.01.17.(日曜)
式典:11時。海中渡御:11時40分から12時半。
新成人を祝うとともに、一年間の無事を祈願して4基の神輿が湘南の厳寒の海に入りこみ巡行する。
会場: 藤沢市・片瀬海岸東浜。
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焚火の煙背後に鎮座し式典待つ四基の神輿 |
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参加神輿は上段写真の手前から、黒漆塗り二天棒の腰越小動(こゆるぎ)会。 三巴紋の片瀬諏訪睦。
二天棒の藤沢伊勢睦。白木四天棒藤沢鳳龍会。全てが箪笥と呼ばれる金物のついたどっこい担ぎです。
式典前と巡行終了後、浜で和太鼓の演奏も披露される。 |
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穏やかな冬晴れの浜で式典を待つ観衆 |
江島神社宮司による神事 |
寒中神輿練成とあるように心身・技術などを鍛えて立派なものにする、
新成人のお祝いと今年1年の無病息災を祈る成人祭なのです。
今回の新成人参加者は10名で、年々参加者は減っている。
開会式で成人祝いの襷が江島神社の宮司より授与され、新成人が神輿乗りで担ぎ手達を鼓舞するのだが、
本年より安全面を考慮して?担ぎ棒に乗るのは禁止され、華棒で神輿を担ぐ。
新成人の心身を鍛える神輿練成とあるように神輿乗り禁止とは浅草三社祭りの影響なのか。ちと寂しい。 |
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襷掛け新成人は綱取りに真剣 |
箪笥金具係りはドッコイ担ぎの要 |
殿の鳳龍会も寒中の海中へ入る |
褌一丁の猛者たちが箪笥金具で音頭とるドッコイ担ぎです。
四基合わせての担ぎ手達の勇ましい「ドッコイ、どっこい」の掛け声の雄叫びに寒さも吹っ飛びます。 |
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四基連合で寒気吹き飛ばす気合の海中巡渡御です |
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海中でも息ぴったりの鳳龍会 |
四基集結して海中神輿揉み |
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濱に上がった男衆のこの湯煙 |
四基勢揃いの熱気と気迫の神輿揉みに会場が興奮の坩堝 |
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木が入り搬送車輛へ腰越小動会 |
手際良く撤収する片瀬諏訪睦 |
浜辺での和楽会昇(ショウ)の披露 |
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辺津宮の境内の奉安殿には、八臂(はっぴ)弁財天と、
日本三大弁財天のひとつとして有名な裸弁財天・妙音弁財天が安置されています。
江戸時代には江島弁財天への信仰が集まり、江ノ島詣の人々で大変な賑わいを見せたとか。 |
御祭神の天照大神の三人女神説明板 |
江島弁財天にふさわしい賽銭箱 |
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江島神社。
安芸の宮島、近江の竹生島とともに日本三弁天とされる。
欽明天皇13年(552)に岩屋(御窟)に神を祀ったのが始まりとされ、 御窟を本宮といい、
奥津宮を本宮御旅所、中津宮を上の宮、辺津宮を下の宮と呼んでいた。
祭神は奥津宮の多紀理比売命、中津宮の市寸島比売命、 辺津宮の田寸津比売命の3神。
昔は江島明神と呼ばれていたが、仏教との習合によって弁財天女とされ、江の島弁財天として信仰されるに至った。 |
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