江ノ島。
四囲を海蝕崖に囲まれた険阻な地形、海蝕洞「岩屋」の存在から、修行の場として、
また葛飾北斎の『富嶽三十六景』にも描かれた事でも有名です。
役 小角(えんの おづの)(飛鳥時代から奈良時代)。
通称を役行者(えんのぎょうじゃ)と呼び修験道の開祖とされ、江の島の記述がある。
以降平安時代には空海(弘法大師=真言宗の開祖)、円仁が、鎌倉時代には良信(慈悲上人)、一遍(時宗の開祖)が修行した。
寿永元年(1182)に源頼朝の祈願により文覚が弁財天(七福神の一人)を勧請し、
頼朝が鳥居を奉納したことをきっかけに、代々の将軍や御家人(征夷大将軍の家臣)が参拝した。
以降、江の島は安芸の宮島、近江の竹生島とともに日本三弁天とされる。 |
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