歴史の浪漫街道 祭りだ!神輿だ!祭り神輿。 真夏の春日部夏まつりは神輿20数基の熱気のパレード
伝承と伝統の民族文化遺産


祭りだ!神輿だ! 祭り神輿


    第39回春日部祭り 平成23年7月 (毎年)

俺らが町の夏祭りだ!春日部の祭りだ!'11.07.10.
春日部駅前ロータリーへと内牧と小渕の神輿が連なってワッショイわっしょいと巡行

kasukabe-pop.jpg(7113 byte)   第39回春日部夏まつり。 (旧名称は春日部市民夏祭り)。
神輿パレード: '11.07.10.(日曜)15時から18時。 前日土曜日も同時刻に行われる。
今夏は節電対策のために開始時刻を3時間早めての開催でした。
元禄時代から始まった八坂神社の祭礼は、 昭和48年から御輿によるパレードスタイルになっている。 平成23年(2011)で39回目を迎えるこのまつりは、 25基の勇壮な御輿パレードが駅前東口大通りを中心に繰り広げられる。

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駅前に入った一番手は八丁目 老若男女で担ぐ八木崎 精悍な濃紺の半纏の宮本町

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大鳥が見事な浜川戸 入道雲と競演の中央1丁目 風格漂う内牧の神輿

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均整とれた小渕神輿 和気あいあいで担ぐ豊春 熱気の担ぎ手の旭町

神輿パレードに参加の西宝珠花の神輿が見当たりません。旭町の次ぎなのに私が見損じたか。 毎年5月の利根川大凧あげ祭りで有名な西宝珠花なのですが。  

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悠然と担がれてくる大砂 旧春日部の中心の一宮町 ビル陰に入り込んだ東町

春日部(粕壁)は(江戸時代には、江戸と日光を結ぶ「日光街道」宿場町の粕壁宿(日本橋から4番目の宿場)、 浦和大門・大宮・岩槻へ往く「岩槻往還」、 千葉県野田市へ往く「野田新道」へ結ぶ商業や交通の要衝であった。
その春日部一宮の八坂神社(春日部市粕壁東4-1)は江戸時代に牛頭天王社と呼ばれ、 夏祭りは八坂神社の祭礼でした。 牛頭天王は日光街道粕壁宿の市神(六斎市が立ったところから市場の神、さらに商売繁盛の神)でした。
 

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鳥居に龍が絡む元新宿 強い西日を浴びて大池 担ぎ手熱気こもる川久保

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幼児はチトお疲れの三枚橋 小唐破風屋根の本町 珍しい八棟屋根の仲町

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簡素な造りの元町 歓喜の雄叫びあげる内谷 拍子木に合わせて担ぐ上町

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駒札かな書の富士見町 夕陽に輝く春日町 殿を勤める内出

kasuka-mugiwara.jpg(10343 byte)   麦藁帽子は春日部の特産品です。夏の風物詩ともなって「麦わら」や「麦わら帽子」は夏の季語になっている。 麦や藁で編んでいるため空気をよく通し、 帽子内にこもりがちな熱をよく放出できるので、湿度の高い日本の夏の日除けに最適なのです。 夏祭りに似合います。  

駅前通りを町会神輿が連なって巡行。'11.07.10.
浜川戸と中央1丁目と内牧神輿が連なって春日部駅目指す

東武伊勢崎線は明治32年(1899)北千住〜久喜間開業です。開業時の途中駅は西新井駅、草加駅、越ヶ谷駅 (現・北越谷駅)、粕壁駅(現・春日部駅)、杉戸駅(現・東武動物公園駅)でした。 現在ではみな都心のベットタウンです。  

春日部の由来: 
昭和19年(1944)、南埼玉郡内牧村と町村合併するまでは「粕壁町」と表記していたが、 鎌倉時代の武家・春日部氏に因んで、現在の表記に改められた。
鎌倉時代の正慶2年(1333)、新田義貞の鎌倉攻めに従って戦功をあげた人で春日部(糟壁)治部少輔重行(時賢)という人がいた。 新田義貞の家臣だったようです。 現在の春日部市は、鎌倉時代の末期には、この人の春日部氏の領地だった。 よってその人の名前が地名に改めて昭和19年に採用されたのです。
 

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