海の日の早朝、茅ヶ崎海岸に寒川神社を中心に近隣のお神輿33基が集まり、
連合して農家の五穀豊穣と漁師の大漁満足を祈願する浜降祭が行われます。
昭和53年に神奈川県の無形民俗文化財に指定されました。
明治9年以降から毎年7月15日にお祭りが行われてきたが、
平成9年からは「海の日」に変更になりました。
浜降祭が旧暦6月15日に寒川神社の社人が「浜にお供えをする」とある史料的な裏付けのあるのは安永9年
(1780)で200年を超える歴史と伝統をもっています。
各神社を深夜の宮立ちで夜明けとともにの神輿が茅ヶ崎海岸西浜に向かって集まり、
午前5時には一番神輿が海岸に入場します。寒川神社神主の式典が終わると禊ぎのために海へ入り海岸狭しと神輿群が練り歩きます。
勇壮な祭典をひと目見ようと、西浜の浜に毎年十数万人の人々の熱気で溢れ「暁の祭典」といわれます。 |
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