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伝承と伝統の民族文化遺産 |
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祭りだ!神輿だ! お江戸の神輿 |
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羽村 武蔵阿蘇神社 平成21年4月 (毎年) |
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山車が「神田ばやし」を奏でると境内で激しく揉む宮神輿と子供神輿、急ぐ囃子連の「祇園ばやし」 |
神輿データ:祭神: 八雲大神 台座:三尺一寸(96) 建造年度:文政元年 製作者:宮大工・小林藤馬。
神輿は市の有形民俗文化財 鳳凰の形は古風 芯柱を通さない特殊な造り 白丁の古式装束で担ぐ。 |
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木造造りの昭和51年建造の北参道鳥居 |
新緑に包まれた有形文化財の本殿 |
多摩川土手沿いの南参道の木造鳥居 |
創建は推古天皇9年(601)と伝える。
羽村市の西北、多摩川の崖上に位置し、多摩の清流をへだて西に秩父の峯、南東に草花丘陵を望む山紫水明の地で、
四季折々の風情極めて豊かで、境内には天慶三年藤原秀郷が社殿を造営した時手植えしたといわれる椎の大木(東京都天然記念物)
もある。 多摩川土手沿いの南参道は大木が立ち並ぶ。
阿蘇神社本殿は都の有形文化財で、宮司の宮川家住宅は国の登録有形文化財です。
例大祭:09.04.12.(日曜) 宮出し9時50分。 東京都羽村市羽加美4-6。 |
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神の依代の大幟、
祭りの伝統と伝承を守り続け、北鳥居の大幟は昭和41年と56年奉納、
南の大幟は大正10年の奉納です。 |
北参道の鳥居前の大幟 |
長年大切に使われる南大幟の櫓柱と抱木 |
南参道の鳥居脇の大幟 |
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紅白飾り紐と井桁に組まれた担ぎ棒 |
白丁担ぎ手が左右に回転させ激しく揉む |
子供神輿も激しく揉み万灯も続く |
鬱蒼と生い茂る大木に包まれた境内で、素朴な祭事が執り行われます。
発輿式が終わると古式に則った白丁烏帽子装束の氏子青年担ぎ手が、
井桁に組まれた担ぎ棒の宮神輿を境内狭しと激しく揉みます。
子供神輿も井桁担ぎで負けじと激しく揉み、そして華やかな万灯傘の舞がその後に続く。 |
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先駆けの囃子方が囃し出す |
先駆け太鼓に続き宮神輿が南参道へ |
宮神輿を送り出す山車囃子 |
榊(さかき)にシメを付けた露払いを先導に、
「祇園ばやし」を奏でる囃子氏子達が、大太鼓、小太鼓を丸太にぶら下げて、
横笛を添えてそれに続き、神輿のお旅所である崖下の社務所と宮司宅への先駆をつとめる。
それに付随して、山車が「神田ばやし」を奏でながら山車氏子達に曳行され、
崖下の白木地区で宮神輿と合流し氏子地区を宮入の18時まで一日かけて渡御します。 |
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南参道の第三第二鳥居を潜る宮神輿 |
多摩川土手沿いを文政宮神輿が渡御 |
山車と合流するまでは万灯傘が殿勤める |
文政元年(1818)に建造のこの宮神輿の造りは中心に心柱がなく、四方の円柱を箱台の下面まで貫き通し、
楔(くさび)で締めています。
これは貴人の乗物としての形を残した古い様式で、中世神輿の形を備えているといわれています。
全体の形や装飾が優美で、特に鳳凰や瓔珞をはじめ金具のデザインや細工が非常に優れている。
この神輿の寸法を書いた木割帳が現存し、神輿屋根裏等には明細な墨書の記録がある。 |
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