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伝承と伝統の民族文化遺産 |
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祭りだ!神輿だ! お江戸の神輿 |
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新宿日枝神社 平成21年 9月 (不定期) |
神輿データ:祭神:大山咋命 台座:四尺五分(123)建造年度:明治20年製作者:小伝馬町・大和屋熊次郎
特記:延軒屋根に古風な鳳凰 平屋台造り 桟唐戸や欄間の彫刻が見事 H20年社殿改築 |
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新宿日枝神社の宮神輿は社殿を背後に祭神が乗った輿が聖域を渡御しているが如し |
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新宿日枝神社 =(にいじゅく) 例大祭 09.09.13.
宮出し9時〜17時 葛飾区新宿 2-1-17 |
読ませるかわら版 |
真新しい拝殿 |
一風変わった山王鳥居 |
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武蔵国風土記稿の新宿町の条に「山王社 町の鎮守なり。宝蓮寺持」と記載されているが年代は不詳。
享保14年(1729)中川改修の時、現在地(鏡智院境内)に遷座する。
現社殿は明治44年、弊殿は昭和11年、神楽殿は昭和6年の造営である。
平成21年全てを一新する。
一風変わった山王鳥居(明神系)で、
別名は合掌鳥居、日吉鳥居、総合鳥居とも言われます。
滋賀県の日吉大社にあり、山王の教えと文字を形にしたとも言われています。
東京赤坂山王の日枝神社にもあり、日枝神社特有の鳥居です。 |
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境内の全ての建物の建て替えにより、渡御は6年ぶり。
氏子の一部には次回からは一年おきの渡御、いや三年毎との声もあり、定かではない。
今回は台座4尺5分の神輿渡御には28の同好会の応援参加ありとか。 |
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真新しい社殿前で厳かな式 |
境内で揉みもせず宮出しです |
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宮神輿の渡御にトラック山車が祭り囃子を奏でるが、
精悍な男衆に混じり多くの女性陣が参加して華やいだ例大祭の顔をのぞかせる。 |
華やかな赤いくわがた |
女性居れば男衆も引き立つ |
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大通りに出て解き放たれたように担ぐ男衆 |
担ぎは友好団体が優先でお膝元新宿睦は順番待ち |
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待ちに待ったお膝元新宿睦はそろそろ引受け渡御だ |
「にいじゅく」と読みます。「新宿」とは、戦国時代小田原に本拠をもつ後北条氏によって対岸の葛西城の町場として、新しく整備された宿です。
この地は、常陸以北と下総への分岐点でもあり、河川交通とも交わる交通の要衝として栄えたところです。
江戸時代には、古街道が水戸佐倉道として整備され、「新宿」は「千住宿」と「松戸宿」の繋ぎの宿として位置付けられました。
一説に「新宿」は、古代葛飾郡内の郷のひとつ「新居郷」の故地といわれていましたが、この地は大嶋郷に属する地域であると考えられています。 |
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