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伝承と伝統の民族文化遺産 |
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祭りだ!神輿だ! お江戸の神輿 |
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玉姫稲荷神社 平成22年 6月 (4年毎) |
神輿データ: 祭神: 宇迦之御魂命 台座:三尺三寸(100) 建造年度:昭和28年
製作者:浅草・宮本重義 特記: 反りを持たせた軒面に細密な浮き彫りの吹き返し 勾欄造り |
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反り返る屋根軒の下の胴には晒巻き古式の宮神輿を扇子で囃し立てての宮出し |
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玉姫稲荷神社 '10.06.06.(日) 宮出し9時〜 宮入19:20 台東区清川2- 13-20 |
祭り雰囲気ない玉姫稲荷神社 |
簡素なかわら版 |
祭り提灯 |
提灯文字なのか? |
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玉姫稲荷神社は社伝によると、天平4年(760)京都伏見稲荷の御分霊を勧請し創建しました。
「江戸砂子増補」文政10年(1827)刊にも以下の通り著されている。
「此社は山城国稲荷山のいなり(伏見稲荷大社)をうつししなり。
王子村岸稲荷(現王子稲荷神社)と神縁ありと云伝ふ。
御玉姫いなりといふも故ある事なり。正慶2年(1333)、新田義貞朝臣、鎌倉の(北条)高時を追討のみきり、
弘法大師直筆の像を襟掛にし玉ひしを、瑠璃の玉塔にこめて当所におさめまつり玉ふ故に、
御玉ひめ稲荷と称するよし」 |
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時間通りに出御祭 |
式終えて境内で激しく宮出しの神輿揉み |
氏子町会は清川・東清・東清南・東浅草二丁目・日本堤一丁目・日本堤二丁目東・
日本堤二丁目西の7町会が担ぐ。 |
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扇子で煽り立て境内を神輿揉み |
差し上げで宮出しのご挨拶 |
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渡御列を社旗と神職が先導 |
前触れの引き太鼓 |
威勢良い掛け声が響く |
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人力車の総代代表 |
宮神輿を4年ぶりだよと威勢よく清川町会が担ぐ |
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境内末社の口入稲荷。
江戸新吉原に高田屋という口入屋(現代の職業安定所)の庭内に鎮座していたが、
安永年間のこと、主人の夢に「吾を玉姫稲荷の境内に遷し祭れば、参詣する信徒の人々に今よりもなお一層のご利
益を授け、諸願を叶えてつかわす」とお告げしたとのこと。
口入稲荷大神は衣食住をお守りするお稲荷様で口入稲荷大神は殊に商売繁盛にご利益のあらたかな社とか。 |
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社殿・古記は明治44年の吉原の大火・大正12年の関東大震災
昭和20年の戦火により残念ながら焼失。現在の社殿は昭和27年に再建されたものです。
都内であるが境内は驚くほどの広さがある。 |
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