小舟町八雲神社は、神田明神の境内にある摂社の一つです。
往古には牛頭天王社と称し祇園三社(江戸神社=一之宮 大伝馬町八雲神社=二之宮 小舟町八雲神社=三之宮)
の一つで大宝二年(702)の鎮座と伝えられる地主神です。
江戸城吹上御苑に鎮座していたが元和年間に江戸城修築の折、
神田明神とともに現在地(湯島)に遷座し明治維新のときに八雲神社と改称された。
祇園三社の祭礼は当時有力な町方の持ちとして仕切られていました。
この祭礼を小舟町が施行するようになったのは、
1600年代後半に小伝馬上町より引き継いで小舟町内に宮元を定め御旅所を奉納したことに始まる。
現在、小舟町八雲神社祭礼は四年に一度執り行なわれ、御本社大神輿が渡御する。
なお前日の「神幸祭」は台車にて氏子区域を引き回しする。 |
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