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伝承と伝統の民族文化遺産 |
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祭りだ!神輿だ! お江戸の神輿 |
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小村井香取神社 平成20年9月 (4年毎) |
神輿データ: 祭神:経津主神 台座:三尺七寸(111) 建造年度:嘉永3年 製作者:不明
勾配の浅い延軒屋根 平屋台造りの古神輿(近年修復) 銅羽目や胴柱の彫金が見事 |
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担ぎ手たち4年振りに担げる喜びより、肩が慣れず左右にブレル小村井香取神社 |
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小村井(おむらい) 香取神社例大祭
08.09.07.(日曜) 8時半〜17時半
宮出しより午前中はトラックでの巡行で、渡御は午後より宮入まで。
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香取神社社殿 |
午前中はトラックでお神酒所巡行 |
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小村井(おむらい)村の鎮守で、平安時代末期、
下総国香取郡から開拓のために移住してきた6軒の人々が香取神宮の御分霊を勧請したという。
江戸時代、当社の東側には江戸近郊の梅の名所として知られた小村井梅園があった。
「梅屋敷」と呼ばれた敷地は約3300坪で、築山・池・多数の名石を組んだ庭園に紅梅白梅が咲き乱れ、
毎年梅の盛りには将軍の御成りもあったという。
残念なことに明治43年(1910)の大洪水で廃園となる。
平成6年(1994)境内に「香梅園」が開設された。
梅の季節には80余種・約120本の梅が咲き、梅祭りが開催される。
東京都墨田区文花2-5。 |
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トラック巡行終えてすぐ神輿整備 |
頭の適切な指揮で無事完了し発輿式 |
胴や柱の前面彫金が見事 |
宮出しから午前中はトラックでの各お神酒所への巡行を終えて、
11時半から八広2丁目広場での午後13時半から宮入までの渡御のための神輿整備が行われる。
4年ぶりの渡御整備に年番役もたつくも、頭の大声指揮で時刻どおりに完了です。
宮神輿は金・赤・黒の総漆で整えられた江戸神輿の美形に加え、
明治43年に行徳で修理時、胴の左右後三面に天の岩戸、天孫降臨、八岐の大蛇の彫金が施されて見応えある。 |
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発輿式終え送り出し太鼓が鳴る |
宮神輿先導役の黒獅子頭神輿 |
年番役が抱え明治通り京島三へ |
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明治通り京島三丁目の朝日信金前からの渡御です。
四年ぶりに宮神輿を担ぐためか、傾いたり右左にぶれたりで、なかなか神輿が安定しません。 |
先導役の黒獅子頭神輿 |
神輿が横を向く八広二丁目南町会 |
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肩が馴染んで来たのか、やっと魂振りや担ぎが定まってきました。
ですが交差点を渡れば、すぐ先は次の町会への神輿引渡しです。 |
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担ぎに慣れた八広二丁目南町会 |
嘉永3年の三尺七寸宮神輿 |
文化の地名は、近くに文教施設が多かった?ので「文」+吾嬬神社の祭神弟橘媛の橘が「花」である、
ということで「文」+「花」=文花、と。昭和40年のことですが、ちと疑問を感じます。
近くに東武亀戸線の小村井の駅とか、明治通りと丸八通りの交差点に「小村井」といった地名がある。
室町の古地図に出てくる地名で海岸線に面していたために、海に臨む入り江の小さな村=小村江=小村井、と。
江戸川区に特徴的に見られるように「江」とは海岸線を表す言葉で、
一之江、二之江など、「井」は「江」の転じたもの。平井(江)、今井(江)などとか。 |
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