歴史の浪漫街道  お江戸の神輿 千住四丁目氷川神社は陰祭りは四丁目宮神輿そして本祭りは大神輿渡御
伝承と伝統の民族文化遺産


祭りだ!神輿だ! お江戸の神輿


     千住四丁目氷川神社 陰祭り 平成20年9月 (5年毎 本祭りH22年)

神輿データ: 祭神:須佐之男命 台座:三尺五寸(107) 建造年度:嘉永7年 (1854)
 製作者: 行徳 浅子周慶  金梨地の延軒屋根 幅広台座 平屋台造り 四方桟唐戸
 陰祭には 同形の三つ巴紋 製作:浅草 宮本重義 駒札「千住四丁目」が渡御する
 

小型の千住四丁目神輿の宮出し。08.09.14.
陰祭では小型の駒札「千住四丁目」神輿(製作:宮本重義)が渡御する

千住四丁目氷川神社ポスター。08.09.14. 千住四丁目氷川神社。08.09.14.   千住四丁目氷川神社。
例大祭:08.09.14.(日曜)宮出し 10時から。
創建は元禄四年(1691)と伝わり、 現存の社殿、幣殿、拝殿ともに明治16年の造営。 境内に寛政五年(1793)建立の鳥居、文化九年(1812)銘のある手水鉢がある。
東京都足立区千住4丁目31-1。
単純告知板 境内から一段と高く造られた社殿

天高くはためく大幟。08.09.14. 鳥居脇の二本の大幟。08.09.14. 柱や抱木用に土間に完備された設備。08.09.14.。08.09.14.
大幟は神社の絶好の目印 天高くなびく大幟は圧巻 地面に食い込む柱や抱木(だき)

大幟: 千住4丁目町会の有志で結成された「千四幟会」が大正6年(1917)の大祭以来、 83年ぶりに2000年の大祭で再建。以降2005年、2008年と建つ。
昔は浅草からも見えたという2流の幟は、幅1.8m×長さ15mもある。(佃島の住吉神社は長さ20M)
片方は約250年前の宝暦2年(1752)に作られたもので、「氷川大名神」と書かれている。
江戸中期の書家・細井九皋の筆によるもので、本物は保管されているため、複製が使われる。
幟竿は長さ22mもあるまっすぐな杉の木。今ではかなり希少なものと思われ、 それを支えるのは、300〜500sもの立派なけやきの土台10個。 これも神社に保管されていたもので、これを見ただけで幟を立てることがいかに大仕事であることがわかる。 今はクレーン車を使うが、機械のない昔の人の知恵と工夫には驚嘆する。
 

本社神輿の代役四丁目宮神輿。08.09.14. 勢いよく宮出しで渡御に付く。08.09.14. 本社神輿は神輿庫に鎮座のままです。08.09.14.
本殿前に鎮座の四丁目宮神輿 陰祭り渡御の四丁目宮神輿の宮出し 本祭りと宵宮に渡御の宮神輿

【地口行灯】
9月の祭りに合わせて、千住の街に地口行灯が灯り始めた。 江戸時代に流行した言葉遊び 「地口」とユーモアたっぷりの絵が、あたたかな気持ちにさせてくれる。
北千住駅西口のペデストリアンデッキ(千住本町五町会・地口行灯保存会設置) と学びピア前の板垣通り(千住五丁目町会設置)で、 9月20日頃まで見られる。
 


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