歴史の 浪漫街道 お江戸の神輿  羽村天王祭の八雲稲荷神社の羽村堰での水中渡御は夏祭りの名残です
伝承と伝統の民族文化遺産


祭りだ!神輿だ! お江戸の神輿


    羽村八雲稲荷神社 平成20年4月 (毎年)

神輿データ:祭神:八雲大神 台座:三尺(93) 建造年度:文政10年(1828)
 製作者:宮大工・小林藤馬 夏祭りだった名残で今でも多摩川に担ぎ入る水中渡御を行う
 

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小雨の中の水中渡御にも耐えながら丘に上り山車のお囃子と競演の激しい神輿揉み

羽村花と水のまつりに水中渡御の写真が小さく掲載。08.04.13. H21年度チューリップ祭り。09.04.12. H21年度の八雲神社例大祭ポスター。09.04.12.
八雲神社神輿の禊 同時開催のチューリップ祭り、H21年度の取材 八雲神社春季例大祭

崖下の八雲神社より多摩川沿いを望む。09.04.12. デンと構える八雲稲荷神社社殿。09.04.12. 本部脇の万燈傘が小雨に打たれて寂しげ。08.04.13.
崖上の高台に立つ大幟 高台に建つ八雲稲荷神社の社殿 小雨に打たれる祭り万燈傘

羽村八雲稲荷神社。 例大祭:08.04.13.(日曜)(羽村天王祭)
素盞鳴尊を祀る稲荷神社の相殿、八雲神社の天王祭。 何と言っても多摩川羽村堰での水中渡御が有名です。 (水中渡御は11時からですが対岸の氏子区域渡御と飾り付けの取り外しで毎回時間はずれます) 今年は既に葉桜ですが、年によっては花見と祭が重なり町中が大賑わいとなる 羽村堰堤は桜の名所です。
東京都羽村市羽東2-14。
 

水中渡御は未だかと印半纏が待ち続ける。08.04.13. 子達も好青年になるだろう子供神輿の川入れ。08.04.13. 本番近しとレスキューも待機場所に。08.04.13.
増水を素盞鳴印半纏が心配顔 子供神輿も小雨の中神輿の川入れ 渡御へ福生消防レスキューも待機

多摩川羽村堰での水中渡御へ観客は小雨の中待ち続ける。 天王とは牛頭天王、素盞鳴尊のこと。羽村八雲稲荷神社の祭神です。此処から別名天王祭とも呼ばれている。 花万灯を先頭に稚児さんに曳かれた山車が祇園天王祭の風流の伝統を受け継ぐ賑やかな祭なのですが。 今年は残念終日小雨です。  

神輿揉みながらの水中渡御です。08.04.13. 何度も浅瀬に戻りまた堰の真ん中へ。08.04.13. 揉みながら水中渡御繰り返す都度に拍手沸く。08.04.13.
神輿揉みながら増水に立ち向う 気合入れ神輿揉んでの水中渡御 水圧に足掬われて顔も水面下へ

対岸の青梅の渡御からヤット土手に来ました八雲稲荷神社の宮神輿。 予定の時刻11時から大幅に遅れて12時過ぎに、 春の長雨で増水した多摩川の河川敷から水中渡御の羽村堰に入り込んできました。  

多摩川羽村堰での水中渡御から中州へ上がれば若者達は疲労困憊です。 気合入れて堤の渡御で観衆からの拍手喝采に満足感が顔に滲みでます。   神輿がやっと中州へ。08.04.13. 堤を神輿担げば拍手喝采で疲労も吹っ飛ぶ。08.04.13.
対岸の渡御から休まず水中渡御で疲労困憊 青息吐息も拍手喝采に笑顔

祭り本部前で待つ山車に神輿突っ込む。08.04.13. 山車の囃子に何度も何度も神輿揉みを繰り替えす。08.04.13. 担ぎ手達に神社への宮入だと催促する。08.04.13.
山車合わせで気合も十分 神輿揉みながら山車に寄せ 担ぎ情熱に指揮者も「もう良いぞ」

万燈傘、山車、神輿と受継がれてきた素朴な民俗芸能に、若者達が主役で祭りを盛り上げています。 担ぎ手達のこの情熱に感服です。  

真剣に最後の力振り絞り神輿担ぎを続ける。08.04.13.   純粋な若者達が里祭りのその時、伝統を伝承して激しく宮神輿を担いだ貴重な体験は一生の思い出、 永遠に彼らの脳裏に焼きつき、からだの記憶として永久に残ることでしょう。 担ぎ手達の青春の一頁になること間違いないでしょう。

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