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伝承と伝統の民族文化遺産 |
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祭りだ!神輿だ! お江戸の神輿 |
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羽村稲荷神社八雲祭 平成25年04月 (毎年) |
神輿データ: 神輿データ:祭神:八雲大神 台座:三尺(93) 建造年度:文政10年(1828)
製作者:宮大工・小林藤馬 夏祭りだった名残で今でも多摩川に担ぎ入る水中渡御を行う |
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文政十年(1828)建造の台座が三尺の古神輿が羽村堰での激しい水中神輿揉み |
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羽村稲荷神社 八雲祭・羽村天王祭 '13.04.14.(日曜) 宮出し9時半〜
多摩川渡御12時 宮入18時半 羽村市羽東2-14 |
稲荷八雲祭POP |
稲荷神社の一間社流造り社殿 |
境内の神輿揉みで出立つご挨拶 |
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素盞鳴尊を祀る稲荷神社の相殿、八雲神社の祭神牛頭天王(=スサノオ)の天王祭。
何と言っても多摩川羽村堰での水中渡御が有名です。
堰渡御は12時からですが対岸の氏子区域渡御と飾り付けの取り外しで毎回時間はずれます。
市指定有形文化財の一間社流造の社殿は、銅板葺の屋根に軒唐破風が付く構造で、
弘化3年(1846)から3年にわたり青梅の宮大工の小林藤馬により建造。 |
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高台の境内から急階段参道を子供神輿の宮出し |
文政十年の古神輿を白丁に烏帽子が担ぎ出す |
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階段下から氏子青年の激しい神輿揉み渡御 |
祗園囃子奏でる山車と神輿揉みの掛け合い |
文久2年(1862)建造の山車は大正8年(1919)立川砂川町から譲り受けた中央一本柱建山車で、
正面舞台の左右の柱に絡む昇り竜と降り竜の彫刻は見事です。 |
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山車の祇園囃子に踊る稲荷白狐と青年団の上下左右に振る激しい神輿揉みの競り合い |
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神輿揉み繰り返し渡御の青年団 |
山車を先導する囃子花傘 |
祭りに華やかさを添える稚児たち |
祭礼行列は括り太鼓の東町祇園囃子、子供神輿、榊が先導する宮神輿、お囃子の花傘、
祗園囃子奏でる山車が神社から玉川上水の羽村橋まで渡御です。 |
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羽地区の土手から慎重に多摩川へ入る女子供神輿 |
続いて宮神輿の先払いだと足元見ながらの男子神輿 |
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羽の氏子地区土手から多摩川に入り込み古神輿の羽村堰での激しい水中神輿揉み |
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羽村堰で強烈な水飛沫をあげる神輿揉み |
堰での上下に激しい浮き沈みの神輿揉み |
祭礼に神輿などを多摩川の中にかつぎ込む神社は、昭島市の福島神社の獅子頭や、
府中の大国魂神社の三之宮神輿も是政で多摩川の水中に沈められた。
八雲祭の神輿渡御はもとは8月に行っていたが、あまり暑いので川の中に入ったものが、
春祭りになってもこの習慣が残ったものといわれている。 |
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土手に上がり玉川上水羽村橋たもとでの山車との気合入れた神輿の掛け合い |
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濡れた半纏衣装で寄せては引く若者担ぎ手達 |
周りが囃す激しい競り合いに担ぎ手達は燃える |
「羽村」の名前の由来は定かでは無い。一説によると羽村兵衛太夫義尚という武士がその由来らしいが。
なお羽村市は東京都の市で最も人口が少ない。
羽村市内春祭りの同日渡御神社は、
1)神明台の神明神社は 8時30分〜
2)東町の稲荷神社八雲祭は 9時30分
3)羽加美の阿蘇神社は 9時50分〜
4)羽中の玉川神社は 10時30分〜 |
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羽村花と水の祭りPOP |
休耕田での羽村チューリップ祭り会場 |
羽村堰: 羽村取水堰は、東京都羽村市にある多摩川の堰。玉川上水の取水口(水源)である。
正式名称は東京都水道局羽村取水堰。
堰は承応3年(1654)庄右衛門、清右衛門兄弟が玉川上水開削時に設置した。
この堰は固定堰と竹籠に石を詰めた投渡堰(なげわたし)の2つの堰で構成され現在も使用されている。
玉川上水は承応2年(1653)に着工、翌年に四谷大木戸の43kmまで開通した。 |
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