歴史の 浪漫街道 お江戸の神輿  八雲千ヶ瀬神社は青梅の四社連合の渡御と山車との競演の青梅調布大祭
伝承と伝統の民族文化遺産


祭りだ!神輿だ! お江戸の神輿

八雲千ヶ瀬神輿データ:祭神:建速須佐之男命 台座:二尺八寸(85)
    建造年度:安永5年(1777) 製作者: 不明  延軒屋根 平屋台造り 四方桟唐戸
 
鹿島玉川神輿データ:祭神: 建速須佐之男命 台座:三尺三寸(99)
    建造年度:明治中期 製作者: 不明  延軒屋根 平屋台造り 四方桟唐戸
 
八雲天祖神輿データ:祭神:建速須佐之男命 台座:二尺三寸(70)
    建造年度:昭和63年(1968) 製作者:浅草・宮本義重  延軒屋根 勾欄造り
 
八雲河辺神輿データ:祭神:建速須佐之男命 台座:三尺三寸(100)
    建造年度:不明 製作者: 不明  延軒屋根 平屋台造り 三方桟唐戸 
 

    八雲千ヶ瀬神社 (調布大祭) 平成20年4月 (毎年)


青梅調布大祭は熱気の渦です。08.04.13.   青梅八雲神社・八雲千ヶ瀬神社・八雲鹿島玉川神社・八雲天祖神社四社の調布大祭。
下奥多摩橋横の祭典会場での山車八台と神輿四基の賑やかな競演です。
青梅調布大祭: 08.04.13.(日曜)14時。
東京都青梅市千ヶ瀬町下奥多摩橋脇。

調布とは青梅市街の南部の多摩川流域。 下長渕の鹿島玉川神社の春の例大祭、千ヶ瀬神社の例大祭などの日程が重なっているためか、 下長渕、上長淵、千ヶ瀬、駒木町、河辺(かべ)など周辺町内の山車・ 神輿が下奥多摩橋付近に繰り出し山車と神輿の勢揃いと競い合いが現在のような祭礼になった。  

千ヶ瀬神社の大幟は、勝海舟の揮毫による。明治14年当時、 青梅在千ヶ瀬村の村長の榎本政次郎(39才)が鎮守の幟を作るために、 知人の澤太郎左衛門に仲介してもらい勝海舟(当時59才)に頼んだものである。 現在は青梅市郷土博物館に保管されている。
2本の大幟の揮毫には神徳周邦土 (しんとくほうどをあまねし)と 真心歌盈豊 (しんしんえいほうをうたう)と書画されている。
  こちらは霧雨の中の八雲鹿島玉川神社。08.04.13.

  調布大祭の宮神輿四基

八雲千ヶ瀬神社神輿。08.04.13. 駐機場へと八雲千ヶ瀬。08.04.13.   八雲千ヶ瀬神社神輿が霧霞のなか山車を従えて悠然と下奥多摩橋から祭り会場へと進み、 駐機場へと入り込んでくる。
飾紐は艶やかな金色と紅色。台座二尺八寸。
下奥多摩橋から八雲千ヶ瀬神社 調布大祭一番手の八雲千ヶ瀬神輿

八雲鹿島玉川(下長渕)神輿は小雨の中、山車の囃子に送られて下長渕氏子町内を渡御。 台座三尺三寸。   八雲鹿島玉川(下長渕)神輿。08.04.13. 負けられぬと気合も十分な八雲鹿島玉川。08.04.13.
渡御の八雲鹿島玉川(下長渕) 大祭に気合も十分な真剣な眼差し

八雲天祖神社(上長渕)神輿。08.04.13. 順番まちでも八雲天祖は真剣です。08.04.13.   八雲天祖神社(上長渕)は霧雨の吉野街道を山車従えて大祭会場に。 飾提灯が異様に大きい神輿です。
台座二尺三寸。
吉野街道の八雲天祖神社(上長渕) 大きさが目に付く飾提灯

八雲神社(河辺/かべ)は山車を従えて下奥多摩橋から祭り会場へと進む。
瓔珞着けての渡御に重量感と見応え感じさせる。 台座三尺三寸。
  八雲神社(河辺)神輿。08.04.13. 瓔珞着け渡御の河辺八雲神社。08.04.13.
下奥多摩橋から八雲神社(河辺) 重量感溢れる八雲神社(河辺)

  調布大祭へ山車も集結

駒木町の山車は上長渕山車と連なり。08.04.13.。08.04.13. 上長渕の山車。08.04.13. 河辺町の山車。08.04.13.
駒木町の山車 上長渕の山車 河辺町の山車

下長渕の山車。08.04.13. 千ヶ瀬(ちがせ)の山車。08.04.13. 千ヶ瀬第三自治会の山車。08.04.13.
下長渕の山車 千ヶ瀬(ちがせ)の山車 千ヶ瀬第三自治会の山車

熱気むんむんの祭典会場の中、残り二台の山車は残念ながら撮影できなかった。  

千ヶ瀬第三自治会の山車。08.04.13. 踊舞台を90度回転させて向き合う。08.04.13. 居囃子と囃子と踊の掛け合い。08.04.13.
第三山車が居囃子前で踊舞台回転 踊舞台を90度回転で向き合う 囃子と踊の掛け合いが始まる

山車とはだんじり・やまほこ・やまがさ等が飾り物などをして引き出す車、屋台と思っていましたが、 なんと千ヶ瀬第三自治会の山車は踊舞台が台輪から左右に90度回転するのです。 多くの山車観ましたが踊舞台回転の山車は始めてです。  

調布大祭

調布大祭に集結した4基の神輿。08.04.13. 調布大祭に出るぞと気勢上げる下長渕八雲鹿島の担ぎ手達。08.04.13.   調布大祭に集結した4基の神輿。駐機場から担ぎ手達が誇らしげに「さあ行くぞ」 と気合を入れる下長渕の八雲鹿島玉川神社の神輿。 調布大祭の開演です。
駐機場に集結した4基の神輿 気勢上げる下長渕の八雲鹿島玉川

八雲天祖神社(上長淵)神輿の差し上げ。08.04.13.   春の祭り山車と神輿の競演です。山車のお囃子と神輿の掛け声で祭りは最高潮。 囃子方、担ぎ手、観衆も酔いしれるのです。
一番手は八雲千ヶ瀬神社。二番手は八雲鹿島玉川(下長渕)。
三番手は八雲天祖神社(上長渕)。四番手は八雲神社(河辺)。


春の祭り青梅調布大祭は山車8台と神輿4基の競演です。山車のお囃子と神輿の掛け声で祭りは最高潮。 霧雨は吹っ飛び、観衆は祭りに酔いしれるのです。  


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