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伝承と伝統の民族文化遺産 |
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祭りだ!神輿だ! お江戸の神輿 |
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鉄砲洲稲荷神社 平成20年5月 (3年毎) |
神輿データ: 祭神:生成大神 台座:4尺1寸5分(127) 建造年度:大正5年(1916)
製作者:八丁堀・秋山三五郎 延軒屋根・平屋台造りの品格漂う大神輿。
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簡潔な鉄砲洲 |
ズバリの印半纏 |
威厳漂わす銀座八丁目東 |
葦簀張りはさすが銀座 |
鉄砲洲稲荷神社例大祭。
平成20年5月5日。 9時〜18時半。
宮出しを9時から15分間神社にて執り行ない、
渡御の為に一番手の銀座八丁目東まで宮神輿が曳行されて来ます。
渡御を15の氏子町会が順次受渡ししていきます。
東京都中央区湊一丁目6番7号。 |
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鐵砲洲稲荷神社の生成太神(いなりのおおかみ)は、
室町時代の1554年に始まる足利義輝の治世に形成された京橋地区一帯の土地生成の産土神
(うぶすなのかみ)です。
それよりさかのぼる平安時代初期の841年に、この地の民が、
うち続く凶作に自らの産土の国魂神を祀り、生成の大神として祈願したものであるとか。
平成20年は鎮座1168年例大祭なのです。 |
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渡御の引渡し場所に曳行され |
悠然と鎮座した宮神輿 |
宮神輿に負けぬ見事な輿台車 |
弥生会:(奉賛会)白地に鉄砲洲稲荷神社を蓬色で染め抜いた印半纏を着用して、
宮出し、渡御の神輿引渡しの曳行、そして宮入を執り行なう神輿渡御の総責任集団。
なお鉄砲洲の氏子町会は15ある。 |
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鐵砲洲稲荷神社の宮神輿は、台座4尺1寸5分 建造年度は大正5年 製作者は八丁堀・秋山三五郎。
浅い勾配の延軒屋根で平屋台造りの品格漂う古式の大神輿です。
見事な極彩色が屋根裏から堂全体に施されている。 |
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古式の風格漂わす大神輿 |
艶やかな極彩色が施されている |
鉄砲洲の名称由来: 築地鉄砲洲とも表記。
築地一帯はかつて鉄砲洲といっていた。京橋川が隅田川に流れ出る河口から南方へかけて細長い洲ができていて、
それが鉄砲の形をしていたとか、昔は大砲の試射場であったからとか、その由来には諸説あります。
このあたりは江戸開府当時から江戸湊と呼ばれ、大坂や西国の船はここに入港して、
小舟を使って物資を江戸市中に運び込む重要な港でした。 |
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お仮屋料亭街から神輿が出る |
激しい魂振りをしながら方向転換 |
方向転換も一番手の気合が入る |
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料亭街一巡してお神酒所へ向かう |
激しい魂振りで近ずいて来る |
お神酒所前で綺麗に差し切り |
神輿には尊い神霊を奉祀してあるのだから、
神様氏神様が、最もお喜びになっていただける掛け声は
やはり 「和して背負へ」とのことで鉄砲洲は「ワッショイ」。 |
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心配です!氏子が居ないのです!
進出した場所の歴史を尊び氏神様に神輿を奉納し平将門の例大祭に神輿を担ぐ企業の様な気概がなければ、
氏子居住地を占有するだけでは意味がない。
歴史浪漫を憂うのは編集者だけだろうか。 |
ビジネス街は無人のガラスの城壁 |
氏子不在で静寂の中にポツリ |
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