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伝承と伝統の民族文化遺産 |
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祭りだ!神輿だ! お江戸の神輿 |
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久富稲荷神社 (新町稲荷) 平成19年10月 (毎年) |
神輿データ: 祭神: 宇迦之御魂神 台座:二尺八寸(87) 建造年度:大正時代
製作者: 不明 特記: 左右の胴羽目に天狗と烏天狗 後ろに弁慶と牛若丸を刻む |
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稲荷神社が誇る,約250メートルの参道を抜けると御社殿に到着。
御鎮座は四百有余年。正確な資料は現存していないが
稲荷大神が農業神で山の神、
田の神の信仰からこの地の五穀豊穣を祈念して稲荷神社を建立したと推察される。
渡御日: 07.10.07.(毎年)
東京都世田谷区新町2丁目17番。なお伊富稲荷神社は兼務神社です。 |
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稲荷大神は農業神で春になると山の神が山から里へ降り、田の神となって稲の生育を守護し、
収穫が終えた秋に山へ帰って、山の神となるという信仰です。
駒札の「稲穂」は五穀豊穣の象徴で祭神の宇迦之魂命(食を司る神・食稲魂命)によるものです。
久富稲荷神社には他に祭神の大宮女命(巫女)猿田彦命(道案内) |
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「お稲荷さん」と言えばキツネをイメージしますが、
キツネは稲荷大神のお使いであって神そのものではない。
稲荷大神にとってキツネは、熊野神社のカラスや八幡神社のハト、氏神さまの狛犬などと同じように
神使(かみのつかい)眷属(けんぞく)などと呼ばれ神にお使いをする霊獣です。
キツネが選ばれたのは稲荷大神が農業神であることと深く結びついています。
農事の始まる初午の頃から収穫の終わる秋まで人里に姿を見せていて田の神が山へ帰る頃に山へ戻る。
このように神道の原形である「田の神、山の神」と同じ時期に姿を見せるキツネの行動から、
キツネが神使とされるようになった。 |
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神事に立ち会う大宮女命と猿田彦命 |
発輿式終えると即担ぎ手の気合も十分の宮出し |
さあ渡御だと境内から氏子町内へ |
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神社脇道から氏子町内渡御へ出立つ |
宮神輿を威勢よく担ぎ |
脇道一杯使い桜新町通りへと向かう |
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桜新町通りに出てきた宮神輿は駒沢方面へ。
午後は伊富神社の桜新町方面へ神社18:30帰着までの長時間の渡御です。 |
桜新町通りに出てきました |
いよいよ一日かけての渡御の開始です |
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桜新町: 昭和期に漫画サザエさんの原作者長谷川町子が居住し「長谷川町子美術館」が1丁目にあるほか、
桜新町駅と当美術館を結ぶ商店街通りが「サザエさん通り」と名づけられ「サザエさんの町」として親しまれている。
開花時に「さくらまつり」が開催される駅前通りの「ヤエザクラの並木」は当地域のシンボル。 |
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