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伝承と伝統の民族文化遺産 |
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祭りだ!神輿だ!日本各地の神輿 |
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茅ヶ崎南湖鳥井戸御霊神社 平成25年02月 (毎年) |
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珍しい二月節分の日に例大祭渡御の南湖鳥井戸御霊神社神輿が甚句に乗りどっこい!ドッコイ! |
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南湖鳥井戸御霊神社 '13.02.03.(日曜) 例大祭式典 10時 宮立10:30〜 宮入16:00.
笹竜胆の武運の御霊神社は二月が例大祭 |
御霊神社POP |
参道鳥居とベレー帽のポスト |
簡素で狭い社殿での式典 |
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建久九年(1198)源頼朝相模川橋供養の際、義経の怨霊現れ馬驚き頼朝落馬して亡くなり、
御霊神社はこの義経の怨霊を祀ったものといわれる。
清和源氏の家紋は「笹竜胆」鎌倉幕府を開いた源頼朝が笹竜胆紋を用いた確証はないが。 |
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宮立して狭い路地から東海道線の踏切を横断 |
狭い南湖路地から広い東海道へ出てどっこい担ぎ |
台座4尺一寸の新神輿は平成19年(2007)地元大工による建造。浜降祭に参加していた昭和31年の旧神輿は他社に譲り渡されたとか。
渡御順路は宮出し(宮立と表示)10:30〜南湖JR踏切〜自転車あさひ11:00〜鳥井戸橋〜浜見平北口〜左富士見商店街12:30〜
義経小路土産屋さつき濃13:10〜こずえクリニック駐車場13:20〜新南湖町会14:30〜宮入16:00 |
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小休息のためあさひ自転車駐車場へ入り込む |
威勢よく東海道鳥井戸橋を目指し渡御を再開 |
湘南神輿の特徴は屋蓋は吹き返しなく独特の亀甲羅屋根です。
胴の四隅に軒下から神社名等の描かれた大きな桶型提灯が吊るされ、 箪笥台座で側面に二個ずつの環(把手)がついている。
二天棒で担ぎ手は担ぎ棒の内側に入り、反対の棒に手を突っ張って担ぎます。
箪笥金具の「ドンドン」音頭とりで「どっこい、どっこい」、「どっこい、そ〜りゃ〜」 そして神輿独自の甚句が響く。
前後の担ぎ棒には綱が付けられ、これを引っ張って舵取りをする。
白い晒を大鳥の胴から蕨手へ、そして担ぎ棒へ張り(捩り・もじり)大鈴を付けシャランシャラ〜ンと鳴らす。
紙垂は胴に付け、瓔珞、風鐸は付けない。 |
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南湖鳥井戸御霊神社神輿が東海道鳥井戸橋の鶴嶺八幡宮の参道大鳥居前をどっこい!ドッコイ! |
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国道1号線の鳥井戸橋の北側の鶴嶺八幡社参道は江戸時代初期、
常光院の僧「朝恵」が荒廃した鶴嶺八幡社の再興に尽力し、徳川3代将軍家光から社領七石の朱印を得たのを記念して、
約760mの参道の左右に松の木を植えたのが今に残る松並木で、参道は市の史跡、松並木は市の天然記念物です。
また通常東海道の右に見える富士山が左側に見える安藤広重が描いた「南期の松原左り不二」の碑が鳥井戸橋南側に建つ。
富士山が左側に見える場所は、この場所と静岡県の吉原です。 |
北へ760mの松並木参道が続く |
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東海道線浜見平高架下を潜り抜け |
浜見平北口から左富士見商店街へ |
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義経小路のクリニック広場に入りマイクからは甚句 |
甚句に合わせどっこいドッコイと激しい神輿揉み |
湘南どっこい担ぎで欠かせぬ茅ヶ崎甚句。
ハンドマイクからは「セエ〜〜」で始まる神輿甚句は歌い手の節回しや歌詞が独特です。
♪セエ〜私しゃ茅ヶ崎荒波育ち〜波も荒けりゃ気も荒い〜
甚句の最後に神輿は大きく上下にもまれます。
甚句は元々お座敷歌や酒盛り歌と三味線や太鼓の伴奏で唄われていたもです。 |
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義経小路に面した休息所のこずえクリニック駐車場での甚句に乗った激しいドッコイ担ぎ |
茅ヶ崎南湖(なんご)の由来: 自然堤防洲に立地する集落で、 もとは奈胡(なご)で砂地を意味する。
それが南胡となり南湖となった。
また東海道筋の本村(ほんそん)から見て南の集落ということで「南郷」となり、それが「南湖」へと変わっていったとも。
茅ヶ崎の地名の由来は、中世以来の郷名で「千(ち)ノ川」の「崎」に「茅(かや・ちがや)が生えている」
地形にちなんだものといわれています。 |
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