歴史の浪漫街道  日本各地の神輿。 二天棒で おいさ!おいさ!の掛け声で二基が連合渡御して要所で笛の合図で左右に振る川尻八幡宮神社
伝承と伝統の民族文化遺産

祭りだ!神輿だ! 日本各地の神輿


    川尻八幡宮 城山夏祭り 平成27年8月 (毎年 定日)

笛がピッピッ!掛け声わおいさ!おいさ!。'15.08.27.
長閑な城山集落の夏祭りで小松橋から広田のお神酒所へと白装束の男達が おいさ!おいさ!の掛け声で渡御してくる

拝殿前の参道。'15.08.27. 高所に建つ拝殿。'15.08.27.   城山夏祭り: '15.08.27.(定日) 神事宮出し 6時〜宮入22時
   川尻八幡宮  神奈川県相模原市緑区川尻4171

歴史と伝統の川尻八幡宮の夏祭りで、上川尻と下川尻両村の鎮守社で広大な境内を有する神社です。
大永5年 (1525)に創建され、御祭神は応神天皇です。
舎人(とねり)親王の子孫が奥州へ下る途中この地で病に倒れたため、奉戴としてきた石清水八幡宮の分霊を祀ったものと伝わる。
八幡宮の一の鳥居から境内までの参道1,100mには松の巨木が生茂って別名 「並木八幡」とも呼ばれたが現在は全てが住宅地。
高い拝殿前から望む参道 より高所に建つ重厚な拝殿

内部改修した神輿庫。'15.08.27.   明治42年(1909)に国家管理のもと神社合祀が行われ 近隣地域の神社が地域の中央に位置していた川尻八幡宮に10の神社が合わせて祀られた。
その結果複数の宮神輿を保有する八幡宮となった。

八坂神社 「八坂」 三巴紋 台座三尺五寸(106cm)
        祭神 素戔嗚尊
川尻八幡神社 「応神」 巴紋 台座四尺二寸(128)
        祭神 応神天皇
春日神社 「春日」 (宵宮渡御) 二尺四寸(72cm)
        祭神 経津主命 (ふつぬしのかみ)
神輿庫に鎮座の三つ巴の八坂と巴の応神と子神輿と春日

覆い隠して御魂遷し。'15.08.27. 八坂から境内周回しだす。'15.08.27.
神事終え拝殿前での幕で覆い隠して御魂遷し 八坂神輿から拝殿3周回へと担ぎ始めた

周回する「八坂神輿」。'15.08.27.
おいさ!おいさ!と本殿を周回する三巴紋の「八坂神輿」  囲垣の赤い鉄板は台座と胴の補強棒です

巴紋の「応神神輿」。'15.08.27.
本殿周回して神輿指揮者が拝殿手前で差し上げの合図をする「応神神輿」

殿の「春日神輿」。15.08.27.
本殿を周回してきて拝殿前で一気に差し上げる唐破風屋根の「春日神輿」

予定通りに6時10分に山裾からの「ど〜んドトン!ドン!」との花火の合図で拝殿内で神事が始まり、引き続き三基の宮神輿に御魂遷しが行われる。 六時半から白装束の担ぎ手達が、宝暦10年 (1760)建造の本殿を三周して石段下の広い境内広場へと。  

拝殿下の境内広場。'15.08.27.
本殿の三周を終えて久保沢のお囃子山車が待つ拝殿前の石段下の広場へと「応神神輿」が降りてくる

「応神」の神輿振り。'15.08.27.
拝殿下の広場で左右の担ぎ手がしゃがみ押上を繰り返して大きく振る「応神」の神輿振り

反動で振り返す。'15.08.27.
しゃがみ込んでいた片方が一気に担ぎ棒を押し上げてその反動で神輿を振る「応神」

「春日」の神輿振り。'15.08.27.
渡御出立つする「八坂」と「応神」をここで見送る留守役の「春日」の神輿振り御披露です

石畳み参道へ。'15.08.27. 第二鳥居から公道前へ。'15.08.27.
一段と低い石畳み参道へ降りて渡御へ出立つ やっと長い石畳み参道の第二鳥居から公道前へ

石段下の境内広場で久保沢のお囃子山車の祭り囃子に鼓舞されて神輿揉みを繰り返してから、 一段と低い長い参道へと宮出しをして行く八坂と応神の二基の宮神輿。
「おいさ〜おいさ」の掛け声と要所要所での二天棒で左右に揉む渡御の始まりです。
 

参道を第一鳥居へ。'15.08.27.
八幡宮鳥居前から長い参道の住宅街を第一鳥居目指して おいさ!おいさ!の掛け声での担ぎ

第一鳥居下で神輿振り。'15.08.27.
八幡神社の扁額を掲げる第一鳥居下で氏子地区への渡御開始の神輿振りと差し上げでご挨拶です

新編相模国風土記稿によれば一の鳥居から神社の参道沿いには松の巨木が生茂っていた事から別名を「並木八幡」と呼ばれ、 松並木の一部は嘉永六年(1859)にペリーが浦賀に来航したため、 江戸市中を防備する事となり参道の松を切って品川沖の台場建設にあてたと言われる。 その結果、松並木が無くなると住宅地へと大変貌したのです。  

八坂神輿の神輿振り。'15.08.27.
敷地広い町屋の自治会館御旅所での八坂神輿の神輿振りの御披露

八坂神輿と応神神輿の連合渡御。'15.08.27.
小松橋から広田のお神酒所へと白装束の男達が八坂神輿と応神神輿を おいさ!おいさ!と連合で渡御してくる

小松橋を渡御。'15.08.27.
長閑な城北から小松そして広田のお神酒所へと八坂と応神が連なり「おいさ!おいさ」の掛け声で渡御して来る

平成27年はお宮から〜町屋〜城北〜小松〜若葉台〜城山の町屋周りです。
翌年は逆回のお宮〜原宿〜向原〜久保沢〜谷ヶ屋〜城山〜原宿周り。 渡御路図参照。
渡御は6:30〜18:30まで、その後22時まで八坂と春日は久保沢、応神は参道で夜祭り。
 

城山夏祭り: 城山地区は相模原市のほぼ中央に位置しています。 「城山」は独立した山で標高375mです。だから戦国時代には「山城」になり、後に「城山」と呼ばれるようになりました。 ここが16世紀甲斐武田氏に対する小田原北条方の最前線の山城でした。 城山は古くは「宝ヶ峰」と呼ばれていたが、なぜそう呼ばれたかは定かではありません。  


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