歴史の 浪漫街道  日本各地の神輿。氏子胸張る台座五尺の大神輿が担がれて渡御するのは有馬神明社だけと
伝承と伝統の民族文化遺産


祭りだ!神輿だ!日本各地の神輿


    有馬神明神社 平成21年10月 (毎年)

大神輿だが四天棒で担ぐため担ぎ棒が異様に太い。09.10.04.
五本もの三又(=竹棹)を前後に従わせる台座五尺の大神輿

珍しい駐車禁止時間明記のPOP。09.10.04. 高台に建つ有馬神明社。09.10.04. 新社殿。09.10.04.   有馬神明社
09.10.04.(日曜)
宮出し
8時半〜18時
神奈川県川崎市
宮前区有馬5-13。
駐車禁止POP 石段登る高台の有馬神明社 そびえ立つ平成14年の新社殿

創立年暦は不詳ですが、現在残されている記筆から文政六年(1823)以前と推察されます。 明治三年の「神社明細帳」には、弘化二年(1845)に再建とあり、また「新編武蔵風土記稿」には、 当時の有馬村に神明神社二社と杉山神社の三社がありましたが、明治43年現在の神明神社に合併されたとあります。 その後幾多の改修が行われ、平成13年老朽化により取りこわし、平成14年9月新社殿が竣功。 東急鷺沼下車15分。  

境内一周もひと汗。09.10.04. 境内から坂道出るまでが一苦労。09.10.04. 坂道終わるまでそろりの担ぎ。09.10.04.
担ぎ棒も手廻らぬ太くて重たい 平坦地まで出すのが宮出し 坂道はじっと我慢の担ぎ

大神輿小回り利かぬため渡御路での駐車禁止時間(通過時間)を明記したかわら版が要所要所に貼られいる。 (編集者は初めてみましたが、渡御途中からの神輿追っかけが簡単にできそうです)
神輿介助役は横棒から外れぬように赤い紐で結ばれた危険防止用の腰砕け支え棒が横棒四ヶ所に付く。
  神輿下敷き防止の腰砕け支え棒役が四か所に付く。09.10.04.

三俣が前後左右に大車輪。09.10.04. 順路は長丁場入れ入れの声が飛び交う。09.10.04.
五本もの三又(=竹棹)が左右を大活躍 入れ入れの指揮者声と重たくのっそり渡御

平成19年(2007)建造で、5尺(153cm)ある台座で担がれている神輿はないはず、と氏子役員は胸を張る。 7年間かけて作られた神輿は、全長8m、本体高さ3.5m、重さ約2tの大神輿で、 御祭神は天照皇大神 (大日霊貴命配祀神)

今までに取材してきた限りの担がれての大神輿は、富岡八幡宮の二之宮の台座四尺五寸が最大でした。 神が乗る神輿の重さを比較するのは失礼だが、富岡は六天棒、有馬は四天棒、本当の重量ではどちらが重いのでしょうか。


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