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伝承と伝統の民族文化遺産 |
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祭りだ!神輿だ!日本各地の神輿 |
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二宮神社 三山七年祭り 神揃場 平成21年11月 (7年毎) |
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大観衆を押し分けるようにして神揃場から参拝昇殿に向かう子安神社 |
三山の七年祭りは千葉県船橋市三山にある二宮神社で、七年毎に開催される大祭である。
九神社の神輿は、二宮神社近くの神揃場に集まり、献幣の儀を行い、二宮神社に参拝(安産御礼大祭)、
その後、二宮、子守、子安、三代王の四基の神輿によって幕張海岸で、磯出式(安産祈願祭)が行われる。 |
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竹の垣根「竹矢来」(たけやらい) |
神輿駐機の「御塚」(おつか) |
藤崎の女装した金棒 |
三山の七年祭りは正式には「二宮神社式年祭」という。
550年以上の歴史があり、古式に則った神事は千葉県の無形民俗文化財にも指定されている。
祭りの起源については諸説あるが、一般的には、室町時代の頃に馬加城主の千葉康胤が嫡子出産に際し、
二宮神社、子安神社、子守神社、三代王神社の神主に馬加村
(まくわり=まくはり・幕張か。現在の花見川区幕張地域)
の浜辺で安産祈願をさせたことに由来するといわれ、
文安2年(1445)に現在の祭りにつながる磯出祭りが行われるようになったといわれている。 |
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注連縄あるぞ!下げて前進しろの指示が飛び交う |
舁夫は田喜野井氏子の大神神輿が動き出す |
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神揃場から悠然と出てくる |
激しく鼓舞する白粉の金棒たち |
大鳥、野筋、飾紐全てが大きい |
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他の金棒ほど衣装は華やかでないが、白粉化粧が独特です。
なぜ白粉なのか聞きそびれたが、目や唇にも化粧を施しており悪魔などを防ぐためでしょう。
菊田神社の創建は弘仁年間(810年〜824年)ごろの古社です。村社。主祭神は大国主命と藤原時平なのですが。 |
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観覧席の氏子衆からおひねりを投げ込む |
差し上げたまま神揃場出口に向かう八王子 |
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発進前なのに早や神輿揉み |
金色扇子も娘役に合わせる |
珍しい個別の引き太鼓 |
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紺色半纏の精悍な舁夫たち |
荒々しく神輿放り上げ |
受け止めて差し上げ |
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控え目な金棒衣装で鼓舞する |
おひねりにお礼の神輿揉み |
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胴に晒を巻いた三代王神社 |
独特の結び方の飾紐 |
おひねり投げ込みに差上げお礼 |
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差し上げで参拝出立つ挨拶 |
子安の主役は稚児行列 |
母親を彷彿とさせるこの容姿 |
子安神社の行列には女装した金棒とは別に、畑地区の旧家から選ばれた男女の稚児が親と並び大行列をつくる。
また子安神社の神輿は二宮神社に参拝はするが大きすぎて拝殿内には上がり込めない。したくても昇殿できない。 |
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神揃場から担ぎだされて参拝昇殿に向かう |
細い巡行路を一杯に担ぎ殿を務める |
神社名 |
鎮座地 |
役割 |
神揃場発 |
二宮神社(にのみや) |
船橋市三山5-20 |
父 |
12:40 |
菊田神社(きくた) |
習志野市津田沼 |
叔父 |
13:10 |
八王子神社(はちおうじ) |
船橋市古和釜町 |
末息子 |
13:30 |
高津比盗_社(たかつひめ) |
八千代市高津 |
娘 |
14:00 |
時平神社(ときひら) |
八千代市萱田町(大和田) |
長男 |
14:30 |
大原大宮神社(おおはらおおみや) |
習志野市実籾 |
叔母 |
14:50 |
三代王神社(さんだいおう) |
千葉市花見川区武石町 |
産婆 |
15:00 |
子安神社(こやす) |
千葉市花見川区畑町 |
母 |
15:30 |
子守神社(こまもり) |
千葉市花見川区幕張町 |
子守 |
16:00 |
萱田町・時平神社は神輿、大和田・時平神社は山車が参加 |
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