歴史の 浪漫街道  日本各地の神輿。千年の悠久の伝統を今に受け継ぐ相模の総社六所神社の相模国府祭
伝承と伝統の民族文化遺産


祭りだ!神輿だ!日本各地の神輿


    相模国総社六所神社 国府祭 平成23年5月 (毎年)

相模国総社の六所神社の台座4尺2寸の宮神輿。'11.05.05.
相模国の総社六所神社の台座4尺2寸の宮神輿が神事終えて大矢場斉場へ五社迎えのため渡御出立

国府祭 '11.05.05. (定日) 相模国総社 六所神社。 神奈川県大磯町国府本郷935。
@六所神社 宮出し。12時から (各神社に待機で輿のみ神揃山へトラック輸送あり)。
A神揃山 古式の「座問答」。12時から。「御魂遷し」14時から。 B大矢場(馬場公園) 舟形舞台で「鷺の舞」。14時から。 C大矢場 神輿担出し入場逆順で還御。 16時から。
 

額に入ったPOP.'11.05.05. 事故で全壊し平成9年に再建された大鳥居と、
			樹齢数百年の大欅が立ち並ぶ参道。'11.05.05. 崇神天皇時代創建の相模国総社の六所神社。'11.05.05.   相模国府祭は毎年五日に六所神社はじめ、神揃山、大矢場(馬場公園)において、 相模国六社にて、千年の歴史と伝統ある神事が行われるお祭りです。
相模国府祭 海岸近くからJRを潜る長い参道 相模国総社の六所神社

国府祭は、「こうのまち」とも「こくふさい」とも呼ばれ、千有余年の伝統を持つ祭事で、 また5月5日に行われるため端午祭とも呼ばれる。 古く国府庁が置かれた中郡大磯町国府本郷の神揃山で行われる神事と、 麓の大矢場斉場 (馬場公園)で行われる国司祭の二つの神事が行われます。
国府祭は、国司が国府に一之宮寒川神社、二之宮川勾神社、三之宮比々多神社、四之宮前鳥神社、 平塚八幡宮の五社の御祭神を招き、 天下泰平、五穀豊穣を祈ったことに起源する。 五社の神輿が神揃山に渡御し、特に正午に行われる古式「座問答」が有名です。 大矢場では、六所神社との神対面の儀、国司奉幣の儀等が古式に則り行われる。  神奈川県無形民俗文化財指定。
 

古式の「座問答」が行われる神揃山(かみそりやま)から下山して御霊遷しが行われ、 南側に位置する大矢場斉場(おおやば=馬場公園)へ、 一之宮を先頭に五社の神輿が六所宮神輿の右側に着座し、 古式の神事が行われる。無病息災を祈念して参拝者には授与される御利益の粽。   六所神社の神領地の神揃山。'11.05.05. 大矢場斉場で授与されるちまき。'11.05.05.
神揃山への坂道 笹に包まれたちまき

  総社六所神社の渡御
六所神社から出立。'11.05.05. ドッコイドッコイの内担ぎ。'11.05.05. 全て白基調の六所神社。'11.05.05.
神事終えて大矢場へ渡御 二天棒に箪笥金具でドッコイ 台座4尺2寸の神輿が悠然と

ドッコイ担ぎの綱舵取り。'11.05.05. 小唐破風屋根。'11.05.05. ドッコイ二天棒内担ぎ。'11.05.05.
休息後のドッコイ担ぎの綱舵取り 小唐破風屋根に駒札は提灯 水平維持難しい二天棒内担ぎ

  神揃山南麓御魂遷し
一番手の寒川神社。'11.05.05. 氏子衆が担ぐ寒川神社。'11.05.05.   各神社は神社所在地方向から其々神揃山へ入山してくるが、下山はこの南麓の坂道です。
神揃山神事終えて下山してくる一番手の寒川神社は、吊り太鼓叩きながら輿を先導してくる。
一番手は一之宮寒川神社 手提灯掲げて警護する

二番手の二之宮川勾神社。'11.05.05. 雅樂奏でながら下山。'11.05.05. 白丁が担ぐ二之宮川勾神社。'11.05.05.
二番手の二之宮川勾神社 雅樂奏でながら下山してくる 麓に着いた二之宮川勾神社

三番手の三之宮比々多神社は吊り太鼓鳴らしての下山。 暴れん坊と称する祭り半纏を着た氏子衆が担ぐ。
この輿は大矢場斉場で傾けたり倒したりして愉快に暴れまわる。
  三之宮比々多神社。'11.05.05. 金棒の警護の比々多神社。'11.05.05.
三番手三之宮比々多神社 金棒の警護が寄り添う

吊り太鼓先導の四之宮前島。'11.05.05. ほっとした顔の雅楽隊。'11.05.05. 白丁が担ぐ前鳥神社。'11.05.05
吊り太鼓先導の四之宮前鳥神社 役割終えたと満足の笑顔 担ぎ手白丁を鼓舞する指揮者

平塚八幡宮の雅樂隊。'11.05.05. 殿勤める平塚八幡宮。'11.05.05. 白丁の担ぎ手平塚八幡宮。'11.05.05.
裾託しあげ下山の女子雅楽 5番手の殿勤める平塚八幡宮 足元気にする白丁の担ぎ手

二之宮川勾神社。'11.05.05. 二之宮川勾神社の御魂遷し。'11.05.05. 白幕張り御魂遷しの平塚八幡宮。'11.05.05.
二之宮白丁が輿を神輿に近づける 二之宮川勾神社の御魂遷しの儀 平塚八幡宮の御魂遷しの儀

  神事へ巡幸の神輿

二之宮川勾神社が神揃山南麓へ。'11.05.05. 平塚八幡宮が大矢場斉場入場。'11.05.05.
御魂遷しの儀に臨む台座4尺8寸の二之宮川勾神社 殿で大矢場斉場入場の台座4尺2寸の平塚八幡宮

相模国六社は、一之宮 寒川神社(寒川町)、二之宮 川勾神社(かわわ・二宮町)、三之宮 比々多神社(ひびた・伊勢原市)、 四之宮 前鳥神社(さきとり・平塚市)、 平塚八幡宮(1国1社の八幡宮・五之宮格・平塚市)、相模国総社 六所神社(大磯町)。  

  大矢場斉場(馬場公園)
六基の山車の祭り囃子の競演。'11.05.05. 舟形舞台の獅子、龍、鷺の被り物。'11.05.05.   5社の男神が、六所神社の女神・櫛稲田姫命と対面すると言う神婚と 農耕予祝をする祭りの日本の奇祭。 神楽舞の鷺の舞の天下泰平、龍の舞の五穀豊穣、獅子の舞の災厄消除が奉納される。
斉場での六基山車の競演 舟形舞台の左から獅子、龍、鷺の被り物

相模国一国一社八幡宮の台座4尺2寸神輿。'11.05.05.
総社六所神社が待つ大矢場斉場にどっこいそぉれ!の掛け声で入場してきた平塚八幡神社の神輿

大磯地名の由来: 古くから東海道の宿場町。大化の改新以前は「師長国(しながのくに)」(磯長とも書く)。 また「和名抄」にみえる余綾郡「伊蘇郷」に比定される。 長い磯(岩礁の多い浜辺)があったことに由来する地名とされる。
六所神社: 出雲国より移住しこの地を開墾した人々が崇神天皇時代に創建の 柳田大明神社に六社の神を祀ることから六所神社という。
 

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