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伝承と伝統の民族文化遺産 |
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祭りだ!神輿だ!日本各地の神輿 |
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矢向日枝神社 平成23年10月 (毎年) |
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今にも飛び出さんばかりの大鳳凰載せた宮神輿が矢向3丁目の氏子区域を悠然と渡御してくる |
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矢向日枝神社 ’11.10.23.(日曜) 宮出し9:00〜 宮入18:00〜 横浜市鶴見区 矢向4丁目16 |
簡素なPOP |
鳥居と細長い参道 |
矢向日枝神社の社殿 |
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近郊7ヶ村の鎮守として、寛永15年(1638)に創建。
祭神は大山咋命。比叡山坂本の山王権現 (日吉神社)より勧請した神社。
鶴見川や六郷川の氾濫で度々社殿が破損したが、天保14年に再建され、昭和32年に改修工事が行われた。
大山咋神 (おおやまくいのかみ)は、大山に杭を打つ神、大きな山の所有者の神を意味する。
近江国の日枝山(後の比叡山)に鎮座し、麓の日吉大社(滋賀県大津市)
が大山咋神を祀る全国の日枝神社の総本社である。
比叡山の王という意味で山王と称される。 |
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矢向2丁目地区を渡御 |
威勢よい担ぎで交差点目指す |
矢向2丁目交差点から尻手銀座へ |
触れ太鼓、賽銭神職、お囃子車、宮神輿の渡御列ですが、今年最後の神輿だと多数の担ぎ手です。
例大祭は毎年8月であったが、文化神輿と同型の台座三尺三寸(100cm)の新神輿は、平成14年度からは10月下旬に渡御です。
異様に大きな鳳凰が目を引きます。なお作人札は付けていない。 |
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尻手銀座から宮入出発地の矢向4丁目を目指して悠然と担がれてくる |
鳳友会の万灯神輿に灯が入る |
宮出しの9時から一日かけて隈なく氏子区域を渡御し終えて、
矢向4丁目の尻手銀座商店街四差路で最後の休息後、
夕刻の18時から19時にかけて宮神輿と鳳友会の万灯御輿が連合での宮入です。 |
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台座三尺三寸(100cm)の先代宮神輿は、約200年間も担がれた文化7年(1810)の建造神輿で、
平成13年が担ぎ納めでした。以降新神輿が新たに毎年10月に渡御を行う。 |
神輿庫に鎮座する文化神輿 |
200年担ぎ続けてきた文化神輿 |
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淡い夕陽の中の尻手銀座商店街を威勢良い掛け声を響かせて宮神輿がやって来る |
「尻手」(しって)とは「ある地域の後方にある土地」を意味する。
隣の駅は「川崎」「矢向」ですが、川崎は多摩川の先の方だから川崎だとか。
「矢向」(やこう)も変わった地名です。
「矢向」には諸説あるが、地名研究では古来川口 (川の合流するところ)のことを「やこう」と言う。
が、東の多摩川と西の鶴見川が合流していたとは思えないのだが。
最願寺(矢向4丁目)の祐源上人が夜に光り輝く白衣の観音を見つけ、
それを山王権現(現、日枝神社)に祀ったことから「夜光村」と称えたといい、矢向となったとか。諸説ある。 |
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