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伝承と伝統の民族文化遺産 |
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祭りだ!神輿だ!日本各地の神輿 |
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江島八坂神社と小動神社の天王祭 平成24年7月 (毎年) |
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江島八坂神社と小動神社の天王祭 '12.07.08.(日曜)
八坂神社宮出し: 辺津宮より 海中渡御: 11時〜約30分
小動神社も同様に下町海岸で実施
連合渡御:13:30〜15:00〜 17:00 龍口明神〜小動神社〜龍口明神 |
参道鳥居前の八坂神社宮神輿 |
小動神社参道前の合同祭 |
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天王祭は江の島神社(藤沢市江の島2丁目3番)の境内社である八坂神社と、
腰越の小動(こゆるぎ)神社(鎌倉市腰越2丁目9)との天王祭の合同祭礼です。
江の島神社は欽明天皇の勅命(西暦552年)で島の洞窟(岩屋)に神様を祀ったのが始まりで、
祭神は奥津宮、中津宮、辺津宮の三女神で江島大神と称する。
末社の八坂神社は祭神建速須佐之男命、江戸時代は天王社として祀られた。 |
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薄曇りのなか禊ぎの海中渡御へ褌一丁の男衆に担がれ特設階段から東浜へ入り込む宮神輿 |
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鳥居前から特設スロープ降り |
小波くる東浜へと入り込む |
巫女が船上で御幣を掲げる |
お囃子が奏でられる中、参道鳥居前から車道を横切り円形噴水広場前の急な特設スロープを使い東浜海岸へ下りてくる。
神輿を担いで海に入り込む褌一丁の男衆の後ろ姿は、何故か明治期の洋画家青木繁の「海の幸」を彷彿とさせる。 |
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潮抜きのための放水を浴びる |
海中渡御は長い白木担ぎ棒を付け |
整備のため細い路地中へ入り込む |
波打ち際で祭り囃子が奏でられる中を浮きつ沈みつ揉み合い、海中渡御の勇壮な禊が行われる。
上陸後はヨットハーバー公園前での消防隊による潮抜きの放水を受ける。担ぎ手達にもシャワー変わりだと大受けです。
整備後ゆかりの腰越まで連合渡御するのを古例とした、湘南の夏祭りとして有名です。 |
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龍口明神社から江の電軌道内の連合渡御を土橋の源頼朝と中原の素戔嗚命の人形山車が迎える |
江島弁財天が五つの頭を持つ龍が悪行を止めさせた伝説の、この五頭龍をまつるのが龍口明神社(鎌倉市腰越)です。
江の島の夏祭りは二基が東浜と下町海岸での海中渡御と龍口明神社前の江の電通りを小動神社までを連合渡御です。
八坂神社神輿 台輪三尺七寸(113cm) 小動神社神輿 台輪三尺九寸(118cm) |
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五ヶ町のお囃子が先導 |
江の電軌道内を威勢よく連合渡御 |
誘導員の電車接近!待避せよ! |
五ヶ町の太鼓と笛と鉦の各お囃子屋台に先導されて、
八坂神社の神輿と小動神社の神輿は腰越5ケ町の祭典詰所前に人形山車が並ぶ江の電通りを渡御。
江の電軌道内を小動神社参道の鳥居下まで、連合渡御し着興して式典に臨む。 |
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誘導員の指示に人波がサ〜と引く |
観衆すれすれに江の電が徐行進入 |
通り過ぎれば人も神輿も軌道内に |
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サッと広がり神輿揉み繰り返すが直に接近注意! |
江の電通りの祭典詰所前で休息の木が入る |
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小動神社参道鳥居前の濱上町お仮屋前での八坂神社との合同神事 |
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腰越小動で折り返してお仮屋前へ戻ってきた神輿 |
濱上町お仮屋前に二基が式典のため駐機する |
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'12.07.01.(日曜) 出御祭 午後17時〜20時。
'12.07.08.(日曜) 10時お仮屋から出御 濱上、神戸、土橋、下町、国道134号横断して
11時30分 下町海岸にて海中渡御。 12時中原にて昼食休憩。
14:15 龍口明神社より囃子方が先導して八坂と小動連なり 15:00お仮屋にて式典。
式典後に龍口明神社まで八坂神輿を見送る。明神から戻り 19:30宮入。
鎌倉市腰越2丁目9-12 |
小動天王祭 |
岬の丘に建つ小動神社 |
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小動神社(こゆるぎ) 旧腰越村の鎮守社である。
文治年間(1185〜1189年)の源平合戦の際、
源頼朝に伊豆の流人時代から仕えた佐々木盛綱が、父祖の領国であった近江国の八王子宮を勧請したものと伝え、
江戸時代までは八王子社と称していた。
祭神は建速須佐之男命・建御名方神・日本武命を祀る。 |
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五ヶ町は山車人形を保有している。
○濱上町: 源義経と辨慶
○神戸町: 八幡太郎義家と鎌倉権五郎影政
○土橋町: 源頼朝と御所五郎丸
○下町: 神功皇后と武内宿禰、応神天皇
○中原町: 素戔嗚命 |
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濱上町の源義経と武蔵坊辨慶 |
神戸町の八幡太郎義家と権五郎 |
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神輿庫に鎮座の旧天王祭天保神輿と諏訪祭に担がれる宮神輿たち。
諏訪祭の江戸神輿 昭和7年浅草宮重(みやじゅう)作
旧天王祭の神輿 天保7年 鎌倉大仏師三橋作。
現天王祭神輿は 平成4年 小田原西田神輿作。 |
諏訪祭の江戸神輿 |
旧天王祭の天保神輿 |
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小動神社の諏訪祭は8月の第三日曜の出御祭と翌週に還御祭が執り行われる。
天王祭と同じく五ヶ町囃子に先導され江の電軌道内をドッコイ担ぎで渡御です。 |
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江の島と小動(こゆるぎ)
江戸時代に江島弁財天への信仰が集まり、 江ノ島詣の人々で大変な賑わいを見せ、
江の島はお伊勢参りが出来ぬ江戸の庶民達の小旅行だったのです。
鎌倉時代から残る由緒ある小動神社は、
源頼朝に仕えた佐々木盛綱により、文治元年(1185)に創建された。
平家追討の際、風がないのに松が動いたと言われるのが地名「小動」の由来だとか。
この松は明治時代にいつのまにか枯れて、今は無い。 |
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