歴史の 浪漫街道  お江戸の神輿  鮫洲八幡神社の惣町大神輿。 真夏の炎天下を城南担ぎで大神輿の渡御
伝承と伝統の民族文化遺産


祭りだ!神輿だ! お江戸の神輿


    鮫洲八幡神社 惣町大神輿渡御 平成19年8月 (不定期 中神輿は毎年)



鮫洲八幡神社の社殿。07.08.12. 鮫洲八幡例大祭ポスター。07.08.12. 深紅紅色の鮫洲祭り提灯。07.08.12.   鮫洲は旧東海道沿いにあり 古くは御林町(おはやし)と呼ばれ漁師町で、御菜肴八ヶ浦のひとつに数えられ、 鮫洲八幡神社は総鎮守です。創立の年代はさだかではないが、 寛文(1661年〜1673年)の頃にはあったとされている。
品川区東大井一丁目20−10。

御菜肴浦(おさいさかなうら)とは、新鮮な魚介類を将軍家に献上する義務を持たされた漁場でした。 江戸湾44ヶ浦の漁業上の元締めとなって優先的な特権を持っていました。 御菜肴八ヶ浦は本芝・芝金浦・品川浦・御林・羽田・生麦・神奈川・新宿の各猟師町です。   大正11年に造られた浮島神社側の門「魚仲買中」07.08.12.

神輿庫に静かに鎮座する中神輿。07.08.12. 惣町大神輿が渡御で今年はお留守番です。07.08.12.   宮神輿(通称中神輿)。中神輿は毎年渡御ですが今年は惣町神輿です。 昭和42年に宮本重義により製作された台輪寸法三尺三寸の大神輿です。 惣町神輿より勾配が急な金色の銅葺き延軒屋根の平屋台造りです。

土曜日は午前3時に宮出し、旧東海道鮫洲商店街を経て御旅所まで渡御。 日曜日は午後3時に御旅所から出御、午後6時に宮入りです。
鮫洲は古くから猟師町だったので、昔は惣町神輿(通称大神輿)や旧子供神輿が海中渡御をしていた。 今年は鮫洲祭礼会結成40周年にて惣町神輿が出御しました。
 

  惣町大神輿の渡御

惣町大神輿も城南担ぎの横棒が6本。07.08.12. 惣町大神輿貫禄十分です。試打ち。07.08.12.   惣町大神輿が発御ご儀を終えて御旅所から担ぎ出されました。 渡御のため鎮座した惣町神輿は金色に輝く大神輿で台座は四尺三寸です。 城南担ぎの横棒が6本取り付けられています。 真夏の炎天下のもと音あわせと試打ちが始まりました。


回転させない押され押し返す城南担ぎで渡御。07.08.12. 大神輿の揺れに付きそう横笛と撥。07.08.12. 猛暑に立ち向かう大神輿の渡御です。07.08.12.
いきなり激しい城南担ぎで渡御出立つです 大神輿揺れても見事な撥捌きです 猛暑に負けぬぞと城南担ぎが続く

惣町大神輿の渡御出立つです。御旅所前から激しい城南担ぎで渡御のご挨拶です。 神輿を左右に押して押し返し回転はさせない城南担ぎですが しかし大神輿その上この炎天下です。城南担ぎ続くものではありません。 そうそう担ぎ手離脱の声は 「きつい!重たい!」の第一声です。  


北町会山車、昭和26年制作。07.08.12. 仲町会山車、昭和32年制作。07.08.12. 南町会山車、昭和初期制作。07.08.12.
鮫洲北町会「浦島太郎」山車 鮫洲仲町会「乙姫」山車 鮫洲南町会「桃太郎」山車

旧東海道沿いの氏子町会の山車が居囃子で大神輿を迎えます。 お神酒所では氷水とアイスが大好評です。担ぎ手達も気合を入れなおし渡御です。  

鮫洲八幡と氏子町会が続く旧東海道に入り込む大神輿。07.08.12. 休息お神酒所は近いぞと気合入る。07.08.12. 道幅一杯に城南担ぎです。07.08.12.
氏子町会の旧東海道に入り込んできた大神輿 お神酒所が三箇所あり気合はいります 安定感ある大神輿です

町会お神酒所での差し上げです。
担ぎ手たち気合を入れて一気呵成に差し上げヤメー合図出るまでグット堪えます。
  お神酒所にて差し上げ渡御の挨拶。07.08.12. ぶれることなく気迫の差し上げです。07.08.12.

強い日差しの中を渡御は続く。07.08.12. 路地辻では大きく城南担ぎです。 到着の休息お神酒所で差し上げ。07.08.12.
真夏の陽射しに大神輿も熱く輝く 旧東海道の次のお神酒所まで暑さ我慢の渡御 到着のお神酒所での差し上げです

氏子町会の旧東海道を往復してから鮫洲八幡神社に18時宮入です。 参道が狭くてその参道に合わせた横棒に取り替えたから宮出し宮入します。  



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