歴史の
浪漫街道
小金井公園・国立大学通り・多摩富士見通りの艶やかな桜たちよ桜吹雪を何時までも。
古木名木達の歴史的遺産
さくらの名木達/春爛漫 さくら並木 都下 参
小金井公園 桜の園 440本
小金井公園の満開の桜の園で庶民がお花見で桜を愛でながら春を楽しむ
小金井公園のソメイヨシノ。撮影。05.04.08.
公園にはソメイヨシノ・ヤマザクラ・サトザクラ・などが約1800本植えられ、 そのうち「桜の園」では440本ある。 園内のサクラは昭和20年代末期より順次植えられ根元保護のためのジャノヒゲが補植されている。 枝ぶりも素晴らしく情熱ある小金井の桜守たちに感謝したい。
東京都小金井市関野町1-13。
昭和15年の紀元2600年記念事業で計画された小金井大緑地です。 戦後、東宮仮寓所(かぐうしょ)に使用され、また農地解放により4割を失いましたが、 昭和29年に都市公園として開園しました。 面積77ヘクタール(日比谷公園の4.7倍、上野公園の1.4倍)と広大な公園で隣接して江戸東京たてもの園がある。
「ジャノヒゲ」 原産地は東南アジア。ユリ科。常緑性多年草。葉の様子から蛇のひげと呼ばれて 山地の日陰に自生し夏に咲き瑠璃色の実がつく(ハズミ玉、鉄砲玉として子供が遊ぶ)。 短い根茎からたくさんのヒゲ根が出る。根は漢方薬の風邪薬にも使われる。
国立大学通り 169本
工事中の中央線国立駅舎から臨む大学通り
高架工事中で木造三角屋根の駅舎は撤去
JR国立駅南口大学通り桜並木。
国立市の保存樹林として桜は72本が指定。 ソメイヨシノ126本、ヤマサクラ20本、枝垂桜やイチョウなど約200本が植樹されている。
右の写真は、根元の保護のために植えつけたムラサキハナナで、花が咲き終わると すき込んで桜の肥料にしている。 国立の生い立ちを考えると樹齢80年以上です。撮影。05.04.08.
「ムラサキハナナ」 (紫花菜)原産地は中国。アブラナ科。1〜2年草。 別名ショカツサイ(諸葛菜)ハナダイコン(花大根)の名が付いているが、野菜ではない。 アブラナ科独特の紫色4枚の花弁が春に咲き、こぼれ種から芽が出て半野生化する。
国際基督教大学
国際基督教大学正門の桜並木。この桜の何処までも続くトンネルをJR武蔵境や三鷹行きの 路線バスが音も出さず静かに通り過ぎて 往くのです。撮影・05.04.08.
国際基督教大学。 東京都三鷹市大沢。昭和28年(1953)開校。一万田日銀総裁を中心に 募金運動が行なわれ善意の募金により設立された非常に珍しい大学である。
多磨霊園 1600本
静寂の佇まいの多磨霊園内の桜並木。霊園は大正12年の開設(1923)であり老木の風格を 漂わすソメイヨシノの樹齢は80年で府中の名木百選です。撮影・05.04.08.
今年は満開が早いのです。右側は春霞にけむる古木の桜並木。撮影・06.03.26.
都立多摩霊園。 日本初の公園式墓地で約39万坪の広大な敷地に35万体が眠る。 敷地の半分を緑地として確保した霊園で、桜は中央を走るバス通りのヤマザクラやソメイヨシノ、 そして珍しい枝垂桜並木など約1600本にのぼります。
国立学園通りと 町田馬場
四車線の車道を何処までも覆う桜トンネル の国立学園通りの桜並木。枝ぶりも大学通りに負けぬ。
撮影・05.04.08.
町田街道沿いの町田馬場の住宅街入口の桜並木。東側の丘の上から観れば素晴らしい 桜の絨毯です。撮影・05.04.08.
関東警察学校と 多磨霊園南参道
関東警察学校正門前の桜並木。短い並木通りであるが古木達の見事な桜並木なのです。
小平市喜平3丁目。
撮影・06.03.31.
多磨霊園南参道の桜並木。2車線であるが何処までも続く桜並木です。
府中市紅葉丘1丁目。
撮影・06.03.30.
玉川上水の小金井櫻 1000本
玉川上水沿いの小金井桜(ヤマザクラ)の桜並木。
寛文9年(1797)に武蔵八景として「金橋の桜花」 (きんきょうのおうか)が選ばれてから一躍有名になった歴史ある桜並木です。 名勝天然記念物として小金井櫻の石碑が大正13年に建立されている。 この小金井桜並木沿いの臨済宗海岸寺には金橋桜花を記載した小平市の有形文化財としての小金井桜樹碑がある。
東京都小平市御幸町318。
金橋の桜花。江戸時代の漢学者大久保狭南の選文で700字に及ぶもので、狭南は寛文9年に武蔵野新田 世話役川崎平右衛門正孝の植樹の功績(武蔵野・小平市間の玉川上水両岸6キロ)と、 狭南が選んだ武蔵八景の1つである小金井堤の「金橋の桜花」はこの地であると 述べた漢文を後世に伝えようと小金井桜樹碑(こがねいおうじゅひ)が文化7年(1810)に建立された。
玉川上水。江戸初期の承応3年(1654)に玉川庄右衛門と清右衛門兄弟により造られた。 多摩川中流の羽村取水口(羽村市)から延長40キロ先の 四谷大木戸(新宿区)までは開口水路で江戸市中は暗渠の導水路で 四谷見附を経て江戸城と虎ノ門へ給水され、その後青山、三田、千川、野火止の各分水が設けられた。 開削350周年に国の史跡に指定された。 明治以降も東京の上水源として新宿区淀橋の浄水場に1965年まで通水された。
多摩川土手と 多摩乞田川
調布市染地3丁目の多摩川土手沿いの桜並木。多摩川土手沿いの桜並木は庶民の憩いの場なのです。 撮影・06.03.31.
多摩乞田川沿いの桜並木道。
多摩市豊ヶ丘1丁目から川沿いに多摩モノレールを遠望する。 撮影・06.03.31.
参照:平成23年4月
府中市美術館と 聖蹟桜ヶ丘記念公園
府中市美術館前の桜並木。府中市内の桜並木に負けぬ。
府中市浅間町1丁目。撮影・06.03.31.
聖蹟桜ヶ丘記念公園の桜並木。
明治天皇行幸を記念して昭和5年に里山の中に自然を生かし造られた公園。
多摩市連光寺5。
多摩市長池見附橋
長池ネイチャーセンター脇の紅色に染まる陽光の桜並木が続いている。
一昨年に比べて陽光の桜並木は成長したのだろうか。 枝振りは見栄えよくなったようだが。
撮影・09.03.27.
陽光の枝振りボリュームもふくよか
何処までも早春の華やいだ紅色桜並木
長池見附橋の紅色に染まる陽光の桜並木。
陽光はアマギヨシノとカンヒザクラとの交配で、 長池公園沿いの長池見附橋から南大沢南までの1KMにおよぶ紅色浪漫街道の桜並木です。 桜並木で陽光が植えられているのは大変珍しい。 東京都八王子市別所2-58。
長池ネイチャーセンター前。撮影・07.03.22.
富士見通りさくら並木 360本
奈良原公園の富士見通り染井吉野の桜並木から霊峰富士を望む
雄大に霊峰富士を遠望
霊峰富士と染井吉野
富士見通りさくら並木
富士見通りさくら並木は多摩市の代表する桜の名所です。 奈良原公園と宝野公園の中間にあり名のとおり富士が遠望できる桜の名勝です。 両公園にまたがる富士見通りの櫻並木にはソメイヨシノが約360本。 多摩市鶴牧4丁目。撮影・07.04.05.
奈良原公園のさくら並木。まるで大自然のパノラマを造営したのでしょうか 雄大な富士山が正面に遠望できる公園で両サイドに桜並木がある。
宝野公園のさくら並木。 芝生広場と同じ高さにある開放的な両サイドの並木には 文学の道でしょうか学校や武蔵野音楽大学の楽器展示場のパルナソンがある。
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