|
文明開化の歴史的遺産 |
|
|
学び舎の時計塔/小学校 |
|
|
|
|
月島第二小学校の時計塔 |
|
|
|
都心より隅田川の勝鬨橋を渡ればすぐに目に飛び込む月島第二小学校の時計塔。大正ロマンを感じる。
非常に珍しい3面の時計塔。明治42年(1909)に月島第二尋常小学校として開校し平成2年(1990)
大改修工事のときに時計塔も設置されイライラ運転のドライバーを和ませる時計塔です。
東京都中央区勝鬨1-12。
時計塔の建設年代は中央区教育委員会から05.08.29.にご連絡頂いた情報です。
感謝いたします。 |
月島はお江戸の下町ではなかった!!隅田川河口の大量の土砂が堆積して小舟も航行できず、そのため
明治20年(1887)から始まった佃島南側の洲一帯の埋め立て地で月島ができ日露戦争前後から住民が多くなった。 |
|
|
|
|
浅草小学校の時計塔 |
浅草小学校の清々しくも凛とした尖がり帽子の時計塔。
明治6年(1873)創立の130年以上の歴史を持つ学校で大正大震災により焼失する。昭和5年(1930)復興時の
鉄筋3階建て新校舎には時計塔は無いが、戦火は免れる。
昭和59年(1984)新校舎落成時からの時計塔です。東京都台東区花川戸1-14。
|
|
|
|
|
|
|
九段小学校の時計塔 |
|
|
東京都立九段小学校の時計塔。東京市上六尋常小学校として明治36年(1903)に開校された。
大正大震災で校舎は全焼するも震災復興小学校として大正15年(1926)現在の鉄筋コンクリート校舎が落成。
純白の壁に放物線アーチが反復する窓と時計塔は戦災も奇跡的に潜り抜けたのです。
千代田区三番町16。 |
|
|
|
元馬込小学校の古時計 |
大正ロマン漂う元馬込小学校の時計塔。この古時計、今は隣接の民家に移設されている。
馬込小学校は明治11年(1878)創立の130年近くの歴史を持つ学校でこの古時計は大正14年(1925)
校舎の大改修工事時に取り付けられ以降戦災も潜り抜けて町のシンボルとして時を刻み続けました。
昭和38年(1963)の鉄筋コンクリートの校舎に建て替え時に、この古時計は民間に払い下げたようです。
今は残念ながら時を刻まずに止まったままです。東京都大田区南馬込1-55。 |
|
大正大震災(1923)による小学校の倒壊、焼失した木造校舎の再建は帝都震災復興事業として
大正13年(1924)から昭和5年(1930)までの間で新たに不燃構造の小学校として117校が開校した。 |
|
|
|
|
高輪台小学校の時計塔 |
|
|
|
高輪台小学校。 昭和10年(1935)に高輪尋常小学校として開校。
都心の小学校らしく昭和53年には校庭は人工芝になる。H14年8月芝浜仮校舎に全児童は転校。
東京都歴史的建物指定の旧校舎のイメージを継承してH17年3月に新校舎完成。
白亜の学び舎です。時計塔はエレベーターホールの階段棟に取り付けられているが非常にシンプルなのです。
東京都港区高輪2-8。撮影・05.10.14. |
|
|
|
上野小学校の時計塔 |
上野小学校の歴史を背負った時計塔。
文字盤はシンプルで八角形の落ち着きある時計塔ですがこの小学校は平成2年4月
東京都台東区立上野小学校として明治からの歴史を持つ下谷小学校と清島小学校が
児童数の減少により統合されて旧下谷小(区役所隣)の校舎を使って平成2年に誕生した学校です。
平成3年に旧清島小跡地にインテリジェントスクールの新校舎(現校舎)が落成。台東区東上野6-16-8。
|
|
|
|
下谷小学校。
明治8年公立下谷学校として開校。平成2年閉校式挙行。114年の歴史を閉じる。
清島小学校。
明治41年東京市芝崎小学校として開校(後に清島小学校に改称)。平成2年閉校式挙行。
81年の歴史を閉じる。
両校共に関東大震災により全校舎焼失。戦災時には校舎は焼け残る。
台東区に統合前は下谷小は下谷区立、清島小は浅草区立でした。 |
|
|
時過ぎ行けども学び舎はアナログ |
|
チャイムは何故キーンコーン?
戦後の小学校の始業や終業の合図がブザーやベルから
「キーンコーンカーンコーン」のチャイムに多くの小学校が変わりました。
ブザーやベルが「蛍の光」が流れると閉店の合図だと皆が認識しているように学校でも出来ないかと
昭和30年代に考えられたのが「ビックベン」の愛称の英国議事堂(ウェストミンスター宮殿)
の時計塔の鐘なのです。清まして聴くと耳当たりよく時代を超えて親しまれている。
これをチャイムに取り入れようと発案した者は現場の教師だとか時計メーカーの下請けだとか定かではない。 |
|
|
|
南大沢上柚木小学校の時計塔 |
|
|
|
八王子南大沢上柚木小学校の時計塔。人口増加の多摩ニュータウンに新しく開校。
ユニークです時計塔の文字盤に白く区分した表示は開門時間なのでしょう。
時計塔二階ベランダには小さな壁掛け時計も付いている。
平成7年開校。生徒数360名。東京都八王子市上柚木3-15。 |
|
|
|
南大沢鑓水小学校の時計塔 |
八王子南大沢鑓水小学校の時計塔。
清楚さ重厚さよりも現代にマッチした開放感あふれる立体的幾何学的模様の時計塔。
古くから多摩丘陵の斜面に竹槍状の青竹を打ち込み飲料水を得ていました。
この方法を「ヤリミズ」と言い、鑓水の由来と言われている。
平成10年開校。生徒数770名。東京都八王子市鑓水2丁目74。 |
|
|
|
|
|
|
若葉台小学校の時計塔 |
|
|
|
南側グランド越しに時計塔を望む |
北側正門からの時計塔 |
煉瓦造りの時計塔と背後の講堂 |
稲城市立若葉台小学校の時計塔。
外国産のレンガや木材をふんだんに使った温かみのある二階建ての校舎で、
三角屋根の二面の時計塔がシンボルです。
平成11年開校と歴史の浅い小学校ですが発展著しいニュータウン若葉台地区の児童たちで
在校生徒数1100名は東京都第一位です。第二位は在校生1000名の青梅市立新町小学校です。
東京都稲城市若葉台4-5。 |
|
|
|
|
稲城第六中学校の時計塔 |
三角屋根に風見鶏を載せた稲城市立稲城第六中学校の二面の時計塔。
整然とした構内で整理整頓が隅々まで行き届いている中学校です。
校舎は都内では類を見ないほど木材を多く使い、温かくて、近代的な施設・
設備を備えたつくりとなっており写真の左手建物が管理棟、
右手にクラス棟があり時計塔の奥の中庭はウッドデッキ造りです。
在校生徒は340名。平成11年開校。 東京都稲城市若葉台3-11。 |
|
|
|
|