一新時計
1976年には「ショパール」(精度を誇るスイス・ジュウ・1860年創業)と日本総代理店契約を結んだほか、
その後は、「パテックフィリップ」(世界トップブランド・ジュネーブ・1839年創業)「ロレックス」(ジュネーブ・1905年創業)「カルティエ」(宝飾時計の雄・パリ・1847年創業)
「オメガ」(スイス ビエンヌ・1848年創業)などのブランドの取り扱いも開始。
(因みに日本ではセイコーが1881年の創業)
東京、大阪に直営のショパールブティックを展開するほか、百貨店向けの販売も進め、2000年3月期には売上高約85億円をあげていた。
しかしその後は、得意先数の減少やブティック開設にともなう諸費用の増加、また主力販路となっていた百貨店向けの売り上げも低調に推移、
2008年3月期の売上高は約64億万円に低迷していた。
こうしたなか、リーマン・ショックを機に男性用高級時計の需要が極端に冷え込み、売り上げが急減し、
また為替変動によって巨額の為替差損も発生し資金繰りが悪化。
(資本金1億円 従業員160名)の老舗企業は、
2009年3月に東京地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日保全命令を受けた。
修理職人の腕は一流とか、頑張れ!老舗企業よ。 |
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