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異色の時計塔


    ユックリズム振り子時計

ns-biru.jpg(8619 byte) ns-kabetokei.jpg(10628 byte) 新宿NSビルの吹き抜けのエントランスの壁面に、世界一大きい機械式振り子時計。 ギネスブックが認定。 撮影。'10.11.14.
新宿NSビルとは事業主の日本生命と住友不動産の頭文字NS。
竣工 1982年10月 30階建て。 新宿区西新宿2丁目4−1。
ビル陰映す新宿NSビル正面 エントランスの壁面の振り子時計

世界一大きいユックリズム振り子時計は、 長針がない高さが29M。振り子の長さが22.5M。文字盤の直径7.2M。セイコー製です。 昭和52年(1982)の設置です。

振り子時計はガリレオ・ガリレイが振り子の周期を発見し、 その原理でオランダのクリスティアーン・ホイヘンスによって1657年に発明され、現在も使用される。
 

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左右にゆったりと振り子 太陽光差し込むエントランス 簡素な骨格の振り子時計

ポンプで送りだされた水力で水車の歯車が回り、回転力が垂直に伝わり、ユックリズム振り子時計が動き、 時刻表示針がジワリと動く。目視では作動が判断できませんが。   ns-suisya.jpg(8523 byte) ns-furikotokei.jpg(11015 byte)
水車はカタカタと高速回転 ゆったりとユックリズム振り子時計

ユックリズム振り子時計
回転する水車の力が、振り子を動かし続け、 長さ22.5mの巨大な振り子が一往復をゆっくりと30秒で動く、 文字盤のたったひとつの針が一日かけて文字盤を一周し、24時間を刻む。 時間は江戸時代の和時計のように1日を12等分した十二支で表現されている。
 

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24時間表示と十二支の絵表示の文字盤

24時間表示時計
現在昼夜問わず活動する交通機関、バスや電車、飛行機等の時刻表、コンビニ、外国と取引のある 金融機関や企業、警備会社などが利用する時間表示は「24時間表示」です。
アナログ時計は12時間表示が主流で、時間の換算が不便で、その結果勘違いや誤解が生じた。 そこを解消させるために24時間表示時計は作られたのです。 午前、午後、AM、PMなどの言い回しの必要性が不要なのです。
日本では明治6年(1873)太陽暦の導入と同時に西洋式の時法が導入されたが、 軍隊内部では、午前・午後の間違いを防ぐために24時制が使用されていた。 昭和17年(1942)日本国有鉄道(国鉄)が12時制から24時制へ移行し、一般社会に24時間制が普及した。
 

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