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文明開化の歴史的遺産
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明治浪漫 赤煉瓦建築 W |
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横浜赤レンガ倉庫 二号倉庫 |
赤レンガ2号倉庫は明治44年(1911)竣工。
建築年は明治40年〜明治44年。建築面積3,887u。延床面積10,755u。
階数 3階建て。長さ149.0m。幅22.6m。高さ17.8m。
使用されているレンガの数は2号倉庫だけで318万個 。 |
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威容を誇る2号倉庫の南側壁面と背後のランドマークタワー |
2号倉庫の北側壁面に鉄骨造ベランダが付いている |
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2号倉庫の原型の西側壁面の正面入口 |
威風堂々とした2号倉庫の中央部 |
北側にベランダ持つ2号倉庫の東側壁面 |
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保税庫の搬入口の鉄扉は四重 |
煉瓦窓の開口部は太陽光取り入れ |
煉瓦窓の閉口時のシンプルな鉄扉 |
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横浜赤レンガ倉庫 一号倉庫 |
赤レンガ1号倉庫は大正2年(1913)竣工。
建築年は明治41年〜大正2年。建築面積1,953u。延床面積5,575u。
階数 3階建て。長さ 76.0m。幅22.6m。高さ17.8m。 |
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1号倉庫の南側壁面 崩壊した西側棟を赤煉瓦で塞いでいる |
1号倉庫の北側壁面は2号倉庫を反転させて向き合うよう建築 |
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南側にベランダ取り付けた1号倉庫の東側壁面 |
建設当時の倉庫内部の防災用鉄扉 |
水平調整可能鉄扉の吊り下げ滑車 |
赤レンガ倉庫: 神奈川県横浜市中区新港1丁目。
横浜港は、安政6年(1859)の開港から半世紀を経て、
近代的な港湾の整備が必要となり、明治32年(1899)に新港ふ頭第一期埋立工事着手。明治39年(1906)新港町と命名。
赤レンガ倉庫は明治末期から大正初期に国の模範倉庫として建設されたレンガ造りの歴史的建造物で
背面に鉄骨造ベランダを持ち、日本初のエレベーターや避雷針、
消火栓を備える赤レンガ倉庫で明治39年の大蔵省臨時建築部の設計監理によって始まった第二期工事において
「第一号倉庫」、「第二号倉庫」として建設されました。
建築部の部長は妻木頼黄で、この赤レンガ倉庫がドイツ風のデザインであるのは、
この妻木の影響と言われています。妻木頼黄による他の作品には、現在横浜の馬車道にある旧横浜正金銀行本店
(現県立歴史博物館)や、北九州市の門司税関などがあり、現在は博物館やギャラリーとして利用されている。
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当初〜昭和18年(1943) 税関施設として横浜税関が管理する。
主な輸入取扱品は葉タバコ,羊毛,光学機械,洋酒,食料品。 |
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大正12年(1923) 関東大震災で1号倉庫が半壊して被害大 昭和2年(1927)震災復旧工事開始される(〜1930) |
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昭和20年(1945) 米軍による接収されて赤煉瓦倉庫は港湾司令部として使用。
昭和31年(1956) 接収解除。解除後1号倉庫は横浜税関が管理。2号倉庫は横浜市が管理する。
(輸入)羊毛が主流であったが1976から取引量激減して平成元年(1989)用途廃止。 |
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平成4年(1992) 横浜市が取得。1994年 構造補強工事(〜1995)。1994年 屋根改修工事で14万枚の瓦を全て葺き替え(〜1995)。
1996年 外壁等改修工事(〜1999)。2000年 内部改修工事(〜2002)。平成12年(2002)赤レンガ倉庫がオープン。 |
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横浜市開港記念会館 ジャック |
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西南隅に八角ドーム |
ネオ・ルネサンス様式の赤煉瓦と花崗岩 |
東南隅に高塔の時計塔 (ジャック) |
横浜市開港記念会館(旧開港記念横浜会館)
大正6年(1917)竣工。公募設計(コンペ方式)により建設されたもので原案は福田重義。
設計は山田七五郎、佐藤四郎。重要文化財。神奈川県横浜市中区本町1-6。
横浜開港50周年を記念して明治39年(1906)に焼失した横浜町会所を再建した建物で、
ネオ・ルネサンス様式の赤煉瓦と花崗岩をとりまぜた辰野式フリークラシックのスタイル。
東南隅に高塔の時計塔(ジャック)西南隅に八角ドーム、西北隅に角ドームの構成です。
関東大震災で外壁を残して焼失。昭和2年再建。
外壁は赤レンガと白い花こう岩の組み合わせでできており、時計台がはめ込まれた。
昭和53年(1978)に内装を修理し、さらに開港130周年、
市制施行100周年に当たる平成元年(1989)にはドームが復元されて、
建設当時の姿がよみがえり現況の姿となった。
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特徴的な煉瓦造の時計塔は、神奈川県庁本庁舎(キング)、 横浜税関本関庁舎(クイーン)と共に、
横浜の3塔として、「ジャック」の愛称で親しまれています。 |
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