名古屋:平安時代末期の荘園名として、那古野荘と記載、そのほか名護屋、名越、
浪越などが表記されていた。
永正15年(1518)今川氏豊が那古野城(名古屋)を築き、織田信秀(織田信長の父)が、享禄5年(1532)
城主となり、信秀のあとを継いだ信長は、清須城に拠点を移し、那古野城は天正10年(1582)ころに廃城となる。
清須城には、甲斐甲府城主の徳川義直(徳川家康第9子)が封ぜられた。
これが、御三家筆頭の尾張徳川家の始まりです。 慶長15年(1610)名古屋城築城。
元和2年(1616)徳川家康、駿府城で没する。享年75才。
江戸時代には、名古屋と名護屋を併用。明治2年(1869)に尾張藩が名古屋藩に改称され、
名古屋に統一された。
明治 2年 (1869)版籍奉還が行なわれ、第16代藩主徳川義宣藩知事になる。
地名の由来は気候風土がなごやか、高い波が海岸を越える土地から浪越、など定かではない。 |
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