|
古木名木達の歴史的遺産 |
|
|
イチョウの名木達 ・ 都下 |
|
|
|
|
町田薬師池公園の福王寺薬師堂 |
|
谷戸の中腹にある薬師堂境内の黄葉し始めた大銀杏と参道銀杏を薬師池公園から望む '12.12.02. |
薬師池の谷戸に福王寺薬師堂がある。この薬師堂は天平年間(729〜749年)の行基による開基と伝えられ、
町田市では最古の寺院である。
武蔵野の雑木林の中に建つお堂は明治16年(1883)に再建されたものです。 |
|
|
|
福王寺薬師堂前に高くそびえ立つ |
大銀杏が福王寺を覆い尽くす |
お堂の正面には町田市の名木百選にも指定されている大銀杏は、
樹勢にまかせて伸びやかで樹高は36m、幹回りは4.8mのイチョウです。 |
|
|
|
幹の上部で樹勢にまかせ枝分かれ |
四方に悠然と伸びる枝を仰ぎ見る |
|
晩秋の薬師堂境内の大銀杏とまだ黄金色に輝き続ける参道脇の銀杏 '12.12.09. |
|
|
|
水面睨むカワセミ |
背も色彩鮮やか |
晩秋に染まる薬師池も雪つりで冬仕度 |
溜池周辺は昭和51年(1976)に薬師池公園として開園。東京都指定名勝として福王寺旧園地が平成10年指定される。
東京都町田市野津田町3270 |
|
薬師池の由来。薬師池は別名福王寺池ともよばれ、天正5年(1578)に北条氏照の印判状が野津田の武藤半六郎(河井家祖先)
にくだり、水田用水池として天正18年まで開拓されたが、
宝永5年(1709)にはこの溜池が富士山噴火による泥砂で埋まり、大塚村、小山村、高ヶ坂村などから人足が出て、
3年間を費やし修復する。
しかし、文化14年にふたたび泥砂で埋まり、渇水状態となったため、普請願を提出し、
ひでりにあえぐ七町余歩(約7ヘクタール)の水田の水を得るため、
溜池を堀りなおし、今日にいたっています。 |
|
|