歴史の浪漫街道 イチョウの名木達 あきる野市広徳寺の境内の時を刻み続けた対の大銀杏と此処も対の法林寺
古木名木達の歴史的遺産


イチョウの名木達/イチョウの名木・東京都下 V


  ityou-8-.jpg(1207 byte)   あきる野市広徳寺の大銀杏

広徳寺山門前の対の大銀杏。'08.11.21.
秋川渓谷山麓の静寂な広徳寺山門前の対の大銀杏

有形文化財の山門。08.11.13. 広徳寺山門から望む二対の大銀杏。08.11.13.   境内全体が都指定史跡になっている広徳寺。 総門そして山門をを潜ると音一つせぬ境内で二対の大銀杏が出迎える。 また静かな佇まいの中、本堂裏にタラヨウと庫裏北にカヤの巨樹があり、 ともに都天然記念物に指定されています。
撮影:08.11.13.
指定有形文化財のかや葺きの山門 山門を潜ると二対の大銀杏が出迎える

臨済宗龍角山広徳寺は、あきる野五日市の古刹として著名な寺院で、 応安6年(1373)開基の正應了受によって創立された。   東京都あきる野市小和田234。
 

山門側から望む二対の大銀杏。08.11.13. 本殿側から望む広徳寺の大銀杏。08.11.13. 本殿側から望む広徳寺の大イチョウ。08.11.13.
山門から本堂望めば朝日受け黄色に 山門望めば日差し受けて黄色く輝く 白土蔵の経蔵と朝日受けた黄色い銀杏

二対の大銀杏は秋川渓谷の高台に立ち樹勢も豊かであるが、 古木としての乳状下垂の気根も多く見られる。
参道を挟んで鐘楼側(北側)の銀杏は幹廻り3.5M。経蔵側(南側)の銀杏は4.3M。 で共に銀杏を附ける雌株の見事な大イチョウです。撮影:08.11.13.
  二対の気根。08.11.13.
長年の風雪に耐え成長した気根

広徳寺の対の大銀杏。08.11.21. 境内のイチョウの足元は黄色い絨毯。08.11.21. 対峙してきた山門と大銀杏。08.11.21.
黄葉真っ盛りの対の大イチョウ 黄色い絨毯を敷き詰めたような境内 山門建造時から対峙してきた対の大銀杏

黄葉真っ盛りなのに 銀杏は枝に着いたまま今だ落下せず。 広徳寺の二本の大銀杏は共に雌株ですが、 一本の幹でまったく銀杏付けない枝もあれば、 鈴なりに付ける枝もあり、古木の枝別遺伝子が在るかのようです。 撮影:08.11.21.  

  ityou-8-.jpg(1207 byte)   法林寺の大銀杏

山門から望む二対の大銀杏。08.11.13. 東側から望む二対の大銀杏。08.11.13.   法林寺の対のイチョウ。
黄色く色付いた山門側は幹周り2.7M。今だ緑色のイチョウは幹周り3.0M。で共に雄株です。
撮影:08.11.13.
あきる野市小川東2-12-10。
山門からは一本のイチョウに 黄葉の時期が違う二本のイチョウ

法林寺 秋川の清流を眼下にたたずむ小川氏館跡, 臨済宗南禅寺派法林寺。 寺伝によれば、延喜12年(912)年2月に創建。 北東側に土塁があることから、中世大石氏、 さらに後北条氏の高月城や滝山城と何らかの関連をもって構えられた城郭跡ではないかと推察されているが、 多くは謎に包まれている。 が、中世を生き抜いた武将の居館跡であったことは間違いなく、今も歴然と残る遺構が彼らの息吹を伝えている。  

同一環境なのに黄葉時期が違う。08.11.21. 黄葉が山門や地蔵までも黄色に染める。08.11.21. お互いを包み込む様な対の銀杏。08.11.21.
山門左手より望む対のイチョウ 黄葉が山門を覆うように 山門右手から望む対の銀杏

同じ環境なのに、黄葉の時期が違う二本のイチョウです。 撮影:08.11.21.

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