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古木名木達の歴史的遺産 |
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イチョウの名木達 ・ 都内 |
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世田谷大蔵 永安寺 |
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世田谷大蔵永安寺境内の黄葉した対の大銀杏 |
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世田谷大蔵永安寺の大イチョウ。
山門を入ると正面に樹齢数百年といわれる大イチョウがある。
永安寺は室町時代鎌倉の大蔵谷に建てられたものが、地形も地名も似たここに再建されたと伝えられている。
本堂右側には江戸幕府のころ書物奉行を務めていた石井一族の墓がある。
六代目兼重は、世田谷地域での図書館の始まりとなった「玉川文庫」を創ったので知られている。
撮影: 09.11.26. 東京都世田谷区大蔵6−4−1 |
安定感ある太い幹が大銀杏を支える |
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この直ぐ隣の崖線上に「氷川神社」がある。
ここは歴仁元年(1238)に江戸氏が埼玉県大宮市の氷川明神を勧請したものと伝えられ、
もと大蔵町の永安寺が別当であった。
永禄8年(1565)の棟札には「武蔵国荏原郡石井土郷大蔵村氷川大明神第四ノ宮」と記されていた。
明暦2年(1656)に再建され、文政(1818〜30)の初めにも本殿および拝殿が再建された。 |
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本堂前で雌株を従えて悠然と立つ樹齢数百年といわれる大イチョウは雄株で幹回りは 4.3mあります。
どっしりとした太い幹ですが、落雷を受けたのか上部は大きく欠損している。 |
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雄株悠然と立つ |
根元の幹 |
欠損した上部 |
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大銀杏に寄り添う幹回り3.4Mの雌株 |
雌株がやっと黄葉 |
山門脇の老木の桜と馬頭観世音 |
今は瓦葺きだが、茅葺きだった享保七年(1722)建立の山門、寛保二年(1742)建立の本堂等を有する、
大蔵永安寺は世田谷区の「せたがや百選」に選定されています。
また山門前の一車線の道は樹齢を誇る桜が続く並木ですが、残念ながら老木のため痛みが激しい。
だが春になる満開の桜並木になるとか。 |
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