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魅惑の歴史紀行 |
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古の雑多な歴史情報館 |
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秩父鉄道の蒸気機関車 C58 '10.07.11. |
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寄居駅を出て長瀞や秩父へ運行する蒸気機関車C58の手を振る運転手 |
秩父鉄道。
同社の前身である秩父セメント時代から行っている武甲山から産出される石灰石を運ぶ貨物輸送が盛んであったが、
平成18年(2006)にセメント輸送は廃止。
明治32年(1899) 上武鉄道株式会社設立。
明治34年(1901) 熊谷駅 - 寄居駅間18.9キロを開業する。
大正 5年(1916) 秩父鉄道株式会社に改称。
昭和63年(1988) SL列車「パレオエクスプレス」運転開始。 |
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三峰口方面から汽笛鳴らし |
寄居駅に入り込んでくる |
減速して入線してくる雄姿 |
始発の「熊谷駅」から終点「三峰口駅」までの56.8キロを、田園風景、荒川、秩父の山々など、
広大な自然の中を約2時間40分かけてのんびりと走り、
四季折々の美しい車窓を眺めながら、ゆったりとした気分で汽車旅が楽しめる。
三峰口、御花畑、秩父、皆野、長瀞、寄居、武川(たけかわ)、熊谷。
秩父鉄道で動態保存されているのはC58 363の一車輛のみとなった。
製造年度は昭和13年から戦後の22年まで(1938〜1947)で総製造は431両であった。
昭和11年(1936)に誕生した「デコイチ」D51蒸気機関車は1115両と最多です。 |
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平成22年は3月20日から12月3日までの土曜・日曜・祝日を中心に95日運転予定で、
運転日は不定期とのこと。
都心から一番近い蒸気機関車は、秩父路のSLパレオエクスプレスなのです。 |
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寄居駅のSLパレオエクスプレス |
秩父鉄道の車輛エンブレム |
SLパレオエクスプレスとして走るC58 363は 昭和63年の「さいたま博覧会」の開催にともない復活し、
平成22年で運行23年目を迎える。
運行中の主な蒸気機関車は、「SLニセコ号」「大井川鐵道」「SL北びわこ号」「SL人吉号」等がある。 |
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よりい夏まつり (八坂神社例大祭) に出向いた時、
寄居の駅構内から見かけたベレー帽の赤い郵便ポストです。
明治32年(1899)の上武鉄道開業から、
寄居駅北口の線路沿いに風雪に耐えながら佇み蒸気機関車や旅人たちを見つめ続けてきたのでしょう。
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武州寄居 埼玉県の北西部、都心から70km圏に位置している。荒川の中流域、長瀞のすぐ下流に位置し、
その左岸に街が発達する。古く秩父往還の街道筋にあり、宿場町として栄えた。
また、街の対岸にはかつて鉢形城があり、その城下町でもあった。
古くから地の利を生かした要害であった。
現在でも国道140号・国道254号及びJR八高線・東武東上線・秩父鉄道が接続する交通の要衝地となっている。 |
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