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伝承と伝統の民族文化遺産 |
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祭りだ!神輿だ! 祭り神輿 |
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塚越稲荷神社 初午祭 平成22年3月(毎年) |
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雪柳が満開の早春の淡い日差しの中を塚越稲荷神社から初午祭の大屋根神輿が担ぎだされる |
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蕨市塚越稲荷神社の初午祭。
'10.03.14.(第二日曜) 宮出し13時〜宮入16時。
毎年3月に手作りの大神輿が塚越町内を渡御。
黒屋根に比べて胴は非常に細いので4本の赤い外丸柱で大屋根を支える珍しい形の神輿で重量は1トン近い。
埼玉県蕨市塚越三丁目2。
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初午祭のかわら版 |
稲荷神社の朱塗り鳥居 |
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初午(はつうま)は、2月の最初の午の日。稲荷社の縁日で雑節の一つとすることがある。
全国の稲荷社の本社である京都の伏見稲荷神社の神が降りた日が和銅4年(西暦711)のこの日であったとされ、
この日を蚕や牛や馬の祭日とする風習もある。江戸時代には、この日に子供が寺子屋へ入門した。
本来は旧暦二月の最初の午の日であるが、現在では新暦2月の最初の午の日とされ、
そのため元々は冬の一番寒い時期の行事が、春先の行事となってしまった。
稲荷神社は、元々五穀豊穣の神を祭る神社であったがやがて広く信仰されるようになり、都会では商売の、
漁村では豊漁の守護神として現在も多くの人々の信仰の対象となっている。 |
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担ぎ手達は先ずはご挨拶参拝へ |
駆け参じる同好会は約60団体 |
簡潔な挨拶終え速やかな担ぎ出し |
早春の神輿担ぎゆえなのか、関東一円から毎年50を超える同好会が参加する。 |
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見事息の合った担ぎ手たち |
黒大屋根の異様さに驚嘆です |
胴の細さを朱塗り外柱が支える |
極端に細い胴ですが、
4本の朱色外丸柱があることで華奢に見せないようにしています。
台座底には神輿捩れ防止の鉄板が張られている。 |
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境内社 機神社(はたじんじゃ) 高橋新吾朗遺跡 (蕨市指定文化財)
「はた神さま」とも呼ばれ、高機(たかばた)を発明した二代目高橋新吾朗とその妻いせ、
そして新吾朗の信仰した関東宮が合祀されたものです。 |
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高橋新吾朗の機神社 |
蕨市指定文化財の説明板 |
二代目新吾朗は寛政2年(1791)に生まれ、青梅、足利地方を往来するうちに織物の生産を決意し、
文政8年(1825)父の遺志を継ぎ,
従来の機織機(はたおりき:布を織る機械)「たかばた」に改良を加えた
高機(たかばた)を発明して青縞の製織に着手し、広く機業家に普及し蕨の綿織物業を発展させました。
天保8年(1837)には、高機102台、藍甕(あいがめ=染料の藍汁をためておく壺)300余の染物工場を持つほどに事業を拡大。
その没後、一族や弟子たちによって「機祖神」として祀られた。 |
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