|
|
伝承と伝統の民族文化遺産 |
|
|
祭りだ!神輿だ! 祭り神輿 |
|
|
|
|
明治神宮建国記念奉祝パレード 平成24年2月 (毎年) |
|
御太鼓や囃子屋台に迎えられ南参道の三の鳥居前まで巡行してきた武蔵睦 |
|
|
建国記念奉祝パレード。 '12.02.11.(土曜・祝日)
ブラスバンドパレード : 明治公園から午前10時〜午後0時30分頃。
神輿パレード : 原宿表参道から午前11時〜13時半。
主催者の 「日本の建国を祝う会」 は毎年2月11日の建国記念の日に、
東京千駄ヶ谷の明治公園から原宿表参道を経由して明治神宮の外拝殿まで、恒例の「奉祝パレード」を実施している。
パレードは吹奏楽や鼓笛隊のブラスバンドに、表参道で勇壮な神輿渡御が加わり、
総勢約5000名余の参加者によって盛大に行進をする。 |
表参道で待機中の神輿 |
|
|
2月11日の 「建国記念の日」は、神武天皇が橿原の地で初代天皇として即位
(在位期間は紀元前660年〜585年)されたことに由来する祝日です。
日本書紀(奈良時代に編纂の日本最古の歴史書)には、
「辛酉春正月、庚辰朔、天皇橿原宮に即帝位。是の歳を天皇の元年と為す。」
と記されており、これを明治時代に今日の太陽暦に直して 2月11日となった。 |
|
|
|
|
赤黒鮮やかな立正大学吹奏楽部 |
カーボーイハットの帝京大学 |
ドイツ風の国士舘のブラスバンド |
明治公園で出発式を行ったブラスバンドのパレード本隊は外苑西通り・青山通り・明治神宮まで行進する。
参加大学は、
國學院大學・国士舘大学・駒澤大学・専修大学・大東文化大学・拓殖大学・千葉商科大学・帝京大学・東洋大学・立正大学。 |
|
|
|
|
神輿パレードを先導する猿田彦 |
寒冷気にド〜ンと響かせる御太鼓 |
賑やかにお囃子を奏でる榊連屋台 |
猿田彦、手古舞、熊野神社の御太鼓、榊連のお囃子屋台が神輿パレードを先導する。
神輿パレードは、以下の13基が参加。
1。横棒丸太の武蔵睦、2。龍と白房の大鳥居。3。万灯神輿の粋心睦。4。曳き太鼓先導の白房伊豆美。
5。居木囃子が先導の括り太鼓の大崎居木神社。6。小振り万灯神輿の祭友会。7。背高の共和睦。8。ドッコイ担ぎの黒屋根の睦。
9。八棟屋根の鯱睦。10。橙色房の相州。11。馬簾が先導する鳳和会。12。背高の極神。13。殿の横田担ぎの川崎道祖神。 |
|
|
|
|
美形の武蔵睦神輿 |
軒面に龍の国分寺大鳥居睦 |
粋心睦の万灯神輿 |
万燈神輿: 弓張提灯を四面に掲げた神輿のことを言う。
提灯の数は 数十から百個を超えるものもあり, 特に夜間 提灯に灯が入り闇夜に揺れ動く姿は魅力的である。
万燈神輿の起源は元治年間(1864)と伝えられ、墨田開拓の祖江川善左衛門雅門公の徳をたゝえた里人が、
万燈に善左衛門の開拓由来の錦絵を描き神輿として担いだのが始まりと云はれる。 |
|
|
|
|
狛江伊豆美の曳き太鼓 |
曳き太鼓先導の伊豆美 |
大崎居木神社のお囃子 |
|
|
|
城南担ぎの大崎居木神社 |
万灯の祭友会神輿 |
四天棒で重量感ある共和睦 |
城南担ぎ: 「ちょいちょい」の掛け声で神輿の胴の脇に括り付けられた大拍子(太鼓)と篠笛の拍子(リズム)に合わせ、
揉みながら担ぐ独特な担ぎで、 カニのように横に広がっている感じ。
長いトンボが6本。必ず太鼓が付いています。 担ぎ手は進行方向ではなく神輿に向かって担ぐ。
神様にお尻を向けては失礼だからだそうです。 |
|
|
|
|
ドッコイ担ぎの睦神輿 |
八棟屋根の鯱睦 |
日章旗がはためく相州 |
ドッコイ担ぎ=湘南担ぎ:
箪笥金具の音頭にのせて「どっこいどっこい、どっこいそりゃ」などの掛け声(湘南甚句)に合わせて、
ゆったりとしたテンポで膝を大きめに屈伸して担ぐ。 |
|
|
|
|
馬簾が先導する鳳和会 |
極神睦神輿 |
横田担ぎの川崎道祖神 |
横田担ぎ: 東京羽田地域 羽田神社、大田区六郷神社。
担ぎ声は「横田でおいで〜おいっち、にい、さん」を合図に、 豪快に神輿を左右に振る。
縦棒をささえ、横棒を激しく上下に振る担ぎ方。 脇棒の担ぎ手は、腰を落としそしてジャンプと繰り返す。 |
|
|
南参道の境内前鳥居へ続々と到着する神輿たち 万灯神輿は東北大震災に「頑張ろう!」を掲げる |
東北大震災。平成23年(2011)3月11日14時46分、
宮城県牡鹿半島の東南東沖130kmの海底を震源として発生した東北地方太平洋沖地震は、
日本における観測史上最大の規模、マグニチュード9.0を記録し、
震源域は岩手県沖から茨城県沖までの南北約500km、東西約200kmの広範囲に及んだ。
この地震により、場所によっては波高10m以上、最大遡上高40mにも上る大津波が発生して、
東北地方と関東地方の太平洋沿岸部に壊滅的な被害をもたらした。死者は1万5800人。 |
|
|
|
建国記念祝う神輿と高揚した担ぎ手の掛け声 |
清み切った代々木の杜に担ぎ手の熱き神輿揉み |
|
明治神宮拝殿前の広い境内は担ぎ手達の熱気と歓喜の渦です |
|
|
|
明治神宮の神紋。 大正9年(1920)創建の明治神宮の祭神は、明治天皇と昭憲皇太后であり菊紋を使っている。
日本では菊は花の中で最も高貴とされ、また花の形が太陽の形(日輪)に似ていることから、
天皇の象徴として鎌倉時代から皇室の紋章なのです。
桐は瑞鳥・鳳凰が住む目出度い樹で、桐紋は日本の公的紋章ですが菊紋の替紋です。 |
拝殿軒下の菊紋 |
一の鳥居の菊紋 |
|
|
|