歴史の浪漫街道 祭りだ!神輿だ!祭り神輿。 赤坂氷川祭りは江戸からくり山車と町会神輿15基の赤坂巡行
伝承と伝統の民族文化遺産


祭りだ!神輿だ! 祭り神輿


    赤坂氷川神社 赤坂氷川祭り 平成21年9月 (隔年)

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静寂な葦簀のお仮屋で巡行を待つ江戸からくり山車の鎧兜の頼義(左)と狩衣姿の頼朝(右)

大判かわら版。09.09.20. 高木の樹木に包まれた社殿。09.09.20.   赤坂氷川祭り (赤坂氷川神社祭礼)
神幸祭(神輿渡御) 9月20日(日)
宮出し11時半〜12時半 神社から赤坂サカス広場。
第一:8基。赤坂サカス、13時〜赤坂Bizタワー、15時。
第二:7基。赤坂サカス、13時〜東京ミッドT、15時。
東京都港区赤坂6-10-12。
大判かわら版 緑深き樹木に包まれた社殿

創立の起源は古い書物によると、天歴5年(村上天皇 951年)武州豊島郡人次ヶ原(俗称…古呂故ヶ岡・赤坂四丁目一ツ木台地)に祀られた。 およそ百年後の治歴2年(後冷泉天皇 1066年)、関東に大干ばつが発生、降雨を祈るとその霊験があり、 以来よく祭事が行われた。
江戸時代、幕府の尊信は篤く、八代将軍徳川吉宗が享保元年(1716)将軍職を継ぐと、 同14年(1729)に老中岡崎城主水野忠之に命じ、現在地(豊島郡赤坂今井台)に現社殿を造営、 一ツ木台地から現在地への遷宮が行われ、将軍直々の参拝をえる。 以後十四代家茂公まで歴代の朱印状(港区文化財)を下附され、 開運・厄除・良縁の鎮守神として尊崇を集めた。
 

赤坂氷川山車は二輪車上に三層構造になっており、江戸城参拝のため城門をくぐるのに最上部の人形を上げ下げできるからくり江戸型山車。 将軍の上覧を許された天下祭(山王日枝神社)や、御用祭(神田神社)のからくり山車も、大正時代の街灯や市電の電線設置で祭から姿を消し、 関東大震災や戦時中の空襲でほとんどが消滅して、赤坂氷川山車がわずかに残ったのです。   現存の江戸時代のからくり氷川山車。09.09.20.

武者姿「頼義」   伝馬町町会
 武者姿「頼義」
弘化三年(1846)
五月人形の名手古川得山の作。
狩衣姿「頼朝」   一ツ木町会
 狩衣姿「頼朝」
嘉永二年(1849)
雛人形の名工である孫平の作。

○ 火消し「ま組」提灯。  明治12年に奉納された「ま組」火消し絵馬は都有形文化財。 「ま組」は氷川神社の北東から南側一帯の元赤坂町、赤坂裏伝馬町、赤坂田町、麻布今井町を受け持つ町火消し。
○ 樹齢400年は都内二番目の大銀杏。  幹回り7.5M(都天然記念物)で都内善福寺の逆さ銀杏(国天然記念物)に次ぐ大銀杏。
  町火消し「ま組」提灯。09.09.20. 樹齢幹回りとも都内二番の大銀杏。09.09.20.
町火消し「ま組」提灯 樹齢400年の大イチョウ

  町会神輿15基連合巡行

新五町会。09.09.20. アークヒルズ自治会。09.09.20. 中ノ町・新四町会。09.09.20.
新五町会 アークヒルズ自治会 中ノ町・新四町会

福吉町会。09.09.20. 田町三四五町会。09.09.20. 七丁目町会。09.09.20.
福吉町会 田町三四五町会 七丁目町会

檜町町会。09.09.20. 八丁目町会。09.09.20. 一ッ木町会。09.09.20.
低く組んだ檜町町会 八丁目町会 一ッ木町会

一ッ木町会。09.09.20. 新二町会。09.09.20.
一ッ木町会の参拝差し上げご挨拶 新二町会の参拝差し上げご挨拶

新二町会。09.09.20. 新一町会。09.09.20. 氷川町町会。09.09.20.
新二町会 新一町会 氷川町町会

赤坂見附会。09.09.20. 東一二町会。09.09.20. 新三町会。09.09.20.
赤坂見附会 東一二町会 新三町会

戦災で焼失した宮大神輿(大神輿であったため牛車で引き回し)に変わり15基の連合巡行。
11:30 神社発〜12:30 赤坂サカス着。以後第一8基、第二7基のグループに別れる。
宮入挨拶順に、新町五丁目、アーク自治会、中ノ町・新四町会、福吉町会、田町三四五町会、七丁目町会、 檜町町会、八丁目町会、一ッ木町会、新二町会、新一町会、氷川町町会、赤坂見附会、 東一二町会、新三町会の15基。
  赤坂見附会。09.09.20.
赤坂見附会の参拝差し上げご挨拶

「氷川」の名の付く神社は全国で261社あり、内訳は一番多い埼玉県に162社、 東京都に68社、福井県に12社、福島県に5社、茨城県・栃木県・神奈川県・山梨県・島根県にそれぞれ2社、 北海道・千葉県・長崎県・鹿児島県にそれぞれ1社となっており、関東を中心に鎮座、荒川流域に多く分布している。 氷川神社の本社は埼玉県の大宮に鎮座する旧官幣大社・武蔵国一ノ宮の氷川神社で、ここから御霊を分け 各地に氷川神社が祀られた。そのため原則どこの氷川神社もご祭神は同じです。
赤坂氷川神社は江戸七氷川筆頭であり、祭神は素盞鳴命(スサノオノミコト) なお「日本書紀」では素戔男尊、素戔嗚尊、「古事記」では建速須佐之男命(たけはや・) 須佐乃袁尊などと表記する。
 


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