歴史の浪漫街道 祭りだ!神輿だ!祭り神輿。 旧甲州街道で御太鼓24張りの一斉打ち鳴らしと山車21基巡行
伝承と伝統の民族文化遺産


祭りだ!神輿だ! 祭り神輿


    府中市制55周年大太鼓パレード 平成21年11月 (5年毎)

御太鼓24張りによる響演です。09.11.03.
府中御太鼓24張りによる御太鼓の響演(一斉打ち鳴らし)で豪快に響き渡る

市制55周年大判POP。09.11.03. 大国魂神社鳥居前から欅並木への巡行開始です。09.11.03.   府中市制施行55周年記念
09.11.03.(祭日)
 太鼓パレード:13:30〜15:30
 山車パレード:16:00〜18:00
会場:
大国魂神社鳥居前けやき並木
5年毎に行われており、40周年から始まり今回で4回目です。
パレードPOP 旧甲州街道からの御太鼓の巡行開始

府中の太鼓は大国魂神社「くらやみ祭り」の先払いとして、 七基の神輿の列の先頭と御霊宮神輿前の二つだけでしたが、明治時代からは神輿毎に太鼓が作られ、 台車に乗せて移動する大きなものとなった。 大正5年からは太鼓が神輿の渡御の行列の中に加わりますます大きく豪華になった。
くらやみ祭りで四之宮神輿は渡御するが、先導する四之宮御太鼓がない。何故なのでしょうか?
 

  パレード参加太鼓     (直径とは: 皮面の直径。  高さとは: 台車に乗せた太鼓との総高)

一番手の三谷神社。09.11.03. 三谷神社
 多麿町1丁目
製作年度不詳
直径 76cm
高さ 140cm
 参加太鼓では一番小さい太鼓
  柳原神社。09.11.03. 柳原神社
 小柳町4丁目
大正10年製作
直径 91cm
高さ 150cm
 小振りな太鼓ですが製作年度は一番古い

白山神社
 清水ヶ丘3丁目
昭和9年製作
直径 95cm
高さ 180cm
白山神社。09.11.03.   押立本村神社
 押立町4丁目
昭和9年製作
直径 105cm
高さ 190cm
押立本村神社。09.11.03.

三社宮神明社。09.11.03. 三社宮神明社
 四谷2丁目
昭和22年製作
直径 102cm
高さ 190cm
  御本社御太鼓。09.11.03. 大国魂神社
 御本社御太鼓
昭和27年製作
直径 129cm
高さ 202cm

下染屋神明社
 白糸台3丁目
平成5年製作
直径 130cm
高さ 236cm
下染屋神明社。09.11.03.   車返八幡神社
 白糸台5丁目
昭和63年製作
直径 135cm
高さ 250cm
車返八幡神社。09.11.03.

上染屋八幡神社。09.11.03. 上染屋八幡神社
 白糸台1丁目
平成3年製作
直径 135cm
高さ 240cm
  御嶽神社。09.11.03. 御嶽神社
 住吉町4丁目
平成3年製作
直径 136cm
高さ 270cm

小田分石井神社
 小柳町2丁目
平成16年製作
直径 139cm
高さ 252cm
小田分石井神社。09.11.03.   小野神社/住吉町
昭和62年製作
直径 146cm
高さ 265cm
 多摩川の氾濫で武蔵一之宮小野神社と社領が二ヶ所になった
小野神社。09.11.03.

喧噪の中でも警護班に守られ全身使い撥を振る。09.11.03.
西日に照らされながら両面打ちで巡行中の大国魂神社三之宮御太鼓

太鼓ばちの数え方は、お箸と同じく「一膳」「二膳」と数える。 以前は叩き手が自前で持ち込みでいたが、揉め事の武器になるため、現在は神社刻印の撥のみを使用する。
大国魂神社の「くらやみ祭り」の渡御時は太鼓の両面で打つ両面打ち、還御の時は片面打ちです。
 

常久八幡神社。09.11.03. 常久八幡神社
 若松町1丁目
平成5年製作
直径 150cm
高さ 230cm
  是政八幡神社。09.11.03. 是政八幡神社
 是政3丁目
昭和62年製作
直径 151cm
高さ 270cm

人見稲荷神社
 若松町5丁目
平成9年製造
直径 152cm
高さ 261cm
人見稲荷神社。09.11.03.   南町八幡神社
 南町4丁目
昭和63年製作
直径 153cm
高さ 265cm
南町八幡神社。09.11.03.

芝間稲荷神社。09.11.03. 芝間稲荷神社
 南町6丁目
平成6年製作
直径 155cm
高さ 260cm
  分梅八雲神社。09.11.03. 分梅八雲神社
 分梅町1丁目
平成6年製作
直径 155cm
高さ 270cm

本宿熊野神社
 西府町2丁目
平成8年製作
直径 160cm
高さ 287cm
 文化遺産の飛鳥時代の古墳を復元して公開
本宿熊野神社。09.11.03.   大国魂神社
 御霊宮御先拂
昭和9年製作
直径 156cm
高さ 236cm
 ミス府中が乗るのは先導神輿が妾神輿だから
ミス府中が乗る御霊宮御先拂。09.11.03.

三之宮御太鼓。09.11.03. 大国魂神社
 三之宮御太鼓
平成2年製作
直径 181cm
高さ 303cm
  二之宮御太鼓。09.11.03. 大国魂神社
 二之宮御太鼓
昭和52年製作
直径 185cm
高さ 300cm

大国魂神社
 五・六之宮御太鼓
平成6年製作
直径 187cm
高さ 312cm
 神輿は五之宮と六之宮二基だが御太鼓は一台で先導
五・六之宮御太鼓。09.11.03.   大国魂神社
 御先拂御太鼓
昭和60年製作
直径 200cm
高さ 314cm
 直径、高さ共に最大の太鼓
殿務める御先拂太鼓。09.11.03.

府中での正式な太鼓の叩き方があり、その1サイクルを「一膳」(いちぜん)と呼ぶ。
最初の空打ちは、叩き手が交代したとき、利き手で軽く3回叩いて交代を周りに知らせる。 返しとは利き手の反対側で叩くことを指す。

一膳は七・五・三のサイクルである。 その順は空打ち三発(利き手)。利き手、利き手、利き手、返し、利き手、返し、利き手の7打。 利き手、利き手、利き手、返し、利き手の5打。利き手、返し、利き手の3打。 正式な叩き手の所作は、これを三度繰り返すとか。

太鼓の上に乗る警固役が、叩き手が叩く、あいだあいだにオーライと合図して警固提灯を皮面に下ろす。 これによって暗闇の中で叩き手に太鼓の中心を教えるているのです。
その際に掛ける掛け声は、「おんらい」(御来、御礼?)または 「ほーらい」(蓬莱、鳳来、宝来?)と語源は定かではないが警固役は「オーライ」と言って会図している。
 

巡行終えて豪快な打ち鳴らし。09.11.03. 旧甲州街道での一斉打ち鳴らし。09.11.03.
オーライ・・撥が大きく円を描き・・ど〜ん 警固提灯を皮面中央に下ろしオ〜ライ・・ど〜ん

今年は過去最大の大太鼓24張りが13時〜旧甲州街道からけやき通りを、 再び旧甲州街道に1列に並んだ後、太鼓の響演(一斉打ち鳴らし)が行われる。 くりぬき胴のものとして、24張りの太鼓が一同に揃うのは非常に珍しのです。 響演は午後2時30分から午後2時50分。響き渡る勇壮な大太鼓の音です。 山車21基は16時〜の旧甲州街道からけやき通りを勇壮な巡行です。  

府中: 律令時代の西暦645年の大化の改新によって、武蔵国の国府が置かれ(地方官庁で国府や国衙といい、 政務を執る施設が置かれた場所や都市を指した) 政治や経済と文化の中心地として栄えてきた。 江戸時代は甲州街道の宿場町として栄えた。 武蔵国の国府という意味で府中と付いた。他の「府中」と区別するために「武蔵府中」とも呼ばれる。  


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