神田明神の前身の社は、天平2年(730)武蔵国豊島郡江戸柴崎村(現大手町)の創建。
大己貴命と少彦名命に延慶2年(1309)に平将門命が合祀された。
前身の社の、居付きの神(地主神)が素戔鳴命(祇園午頭天王)で、三社に分けられ神田明神の摂社となった。
三社は「神田(明神)三天王」として江戸幕府に関わりが深く、財力豊かな以下の三つの町の持ちとなった。
天王社 一之宮 素戔鳴命-南伝馬町(明治19年1886より神田市場五カ町持ち)
天王社 二之宮 五男三女の神-大伝馬町 (関東大震災後に社殿のみ復興)
天王社 三之宮 奇稲田姫-小伝馬町(寛文六年1633より日本橋小舟町持ち) |
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