歴史の 浪漫街道  お江戸の神輿  神田祭の神輿宮入の圧巻は何といっても神田市場(江戸神社)の千貫神輿
伝承と伝統の民族文化遺産

祭りだ!神輿だ! お江戸の神輿

    神田祭 江戸神社 神田市場千貫神輿 平成19年5月 (不定期)

江戸神社 神田市場千貫神輿。'07.05.12.
神田明神町会連合宮入のため秋葉原お神酒所から六天棒で担ぎ出す江戸神社の千貫神輿


神田市場(江戸神社)の千貫神輿のお神酒所がやっと完成。 平成元年に神田市場は大田市場に移転したためお神酒所はJR秋葉原駅前のプラザ広場に設営です。  

江戸神社: 大宝2年(702)武蔵国豊島郡江戸の地(今の皇居の中)に創建された大江戸最古の神社だとか。 江戸氏がこの神社を氏神として祭っていたが、慶長8年(1603)江戸城の拡張により神田神社と共に神田台に移り、 また幕府の食を賄う薬市が開かれ貞享年間(1684〜)には神田多町一帯に青物商が集い市場の形態が整った。 こうして青物市場発祥の頃から市場の守護神として崇敬され続けられており、 現在は神田明神内にある。  

千貫神輿の鳥居と囲いも見事。07.05.12. 勇壮壮大の千貫神輿。07.05.12. 唐破風屋根にこの瓔珞。07.05.12. 後姿の千貫神輿・台座をご覧下さい。07.05.12.
朱色の鳥居も立派です 神田市場の千貫神輿は圧巻です 瓔珞も素晴らしき輝き 失礼して背面側へ台座も見事

丸型角の雌獅子。07.05.12. 獅子頭左が雌で右が雄です
獅子は魔除けの霊獣であり
行列を守護する役目を果たす
尖がり角の雄獅子。07.05.12.


神田市場(江戸神社)の千貫神輿は昭和33年の建造です。 担ぎ手は200名。毎回新調された江戸文字で「市場」と書かれた印半纏を着用しなければ この千貫神輿を担ぐことができないのです。今回の印半纏の配布は2000着。 そうです朝8時の出立つから夕刻の神田明神宮入まで2000名の担ぎ手が必要なのです。   担ぎ手達の息が合った担ぎです。07.05.13.

役員の粋な印半纏です。07.05.13. 江戸文字の印半纏の介添役員達。07.05.13. この印半纏が担ぎ証明です。07.05.13. 獅子頭女性の粋な印半纏。07.05.13.
役員着用印半纏 介添着用印半纏 担ぎ手印半纏も江戸文字市場 獅子頭の女子担ぎ手達の印半纏・粋ですね〜

千貫神輿を担ぐには上記の印半纏着用者のみです。過去の印半纏でも駄目なのです。 巡行に付き添うことも不可なのです。 揉め事や事故を起こさぬ為の総勢2000名の担ぎ集団であるが故の統制なのでしょう。


獅子頭担ぎ手の女性陣は粋姿です。07.05.13. プラザ広場からやっと出てくる千貫神輿。07.05.13.   先導役の獅子頭神輿が粋な女性の担ぎ手達で中央通りを万世橋目指し巡行です。 神田市場の千貫神輿がやっと中央通りに出てきました。


ガード下潜るために肩から担ぎ棒降ろし抱え込む。07.05.13. 担ぎ手たち大鳥に注力して中腰の姿勢。07.05.13. 難関潜り抜けて巡行開始です。07.05.13.
JR中央線のガード下が最初の難関 六本の担ぎ棒を肩から外しなお中腰で ガード下を無事に潜り抜け担ぎ手に役員が激励

大回りで回転して体勢を整える大神輿。07.05.13. 進入路定めて前進です。07.05.13. やっと路地に入り込む千貫神輿。07.05.13.
須田町交差点で大回りで体勢作り 指揮者の指示でお神酒所の路地に進入 左へ振れ後ろは右へ振れと大声の指図が飛び交う

明神下で披露困憊の担ぎ手に叱咤激励の指揮者達。'07.05.13.
神田明神下交差点から喘ぎながら上りだす担ぎ手達を必死に鼓舞する指揮者たち

神田明神前の坂道の本郷通りに入り込んだ千貫神輿。07.05.13.
本郷通りの上り坂をじわりと喘ぎながら前進していく千貫神輿

神田明神に宮入参拝のために神田明神下交差点から本郷通りに入り込んできた千貫神輿。 なだらかな上り坂であるが殿の担ぎ棒を担当する担ぎ手たちには重さを支えて押し上げる根性の担ぎ場なのです。 宮入予定時刻は16:00。神社鳥居まではまだ遠く時刻は16:45です。 千貫神輿ゆえに意のままならずです。  


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