この神社は長徳元年(995年)から続く国の重要無形民俗文化財に指定されている「田遊び」の行事で知られている。
旧正月にその年の五穀豊穣と子孫繁栄を願う儀式。農民が豊作を地の神に祈り、あわせて子孫の繁栄を祈る。
田遊びとは、稲作の作業内容を唱えて五穀豊穣を祈願し、神に奉納する行事で、毎年2月13日に行われる。
神輿庫には古式の神輿が鎮座しているが、田遊びの祭事に境内の鳥居と社殿を4人で担ぐ、
朝輿の渡御に使われている古式ゆかしい神輿なのです。
また諏訪神社の獅子舞は、大獅子・女獅子・中獅子からなる三頭立ちの獅子舞で、
延宝年間(1673〜1680)に下赤塚村の春日太郎兵衛が日光から伝えたものといわれています。
そもそもは、村内をめぐって舞い演じる「辻舞」に特徴がありましたが、現在では諏訪神社と八幡神社で奉納され、
地域の五穀豊穣や悪魔退散を祈願しています。
赤塚諏訪神社獅子舞は、昭和59年に区の無形民俗文化財に指定されている。 |
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